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伐採した竹の処理 2010年12月23日、25日、29日、30日

 「ローソン参加による竹林の整備」で伐採してグランドに置いていた約100本の孟宗竹を、述べ14人で4日間かけてチップ処分しました。
 粉砕機でチップにできるのは直径12cmまでなので、それより太い竹は、チェーンソーで玉切りし、さらに縦に二割して、女性でも運搬できる大きさと重さにしました。グランドにあるサクラの周辺に竹で枠を施しチップを蒔いていきました。


竹でチップを蒔く枠を設置します。

枠の中に竹チップを蒔きます。

竹で作った杭で枠がずれない様にします。

30日夕方遅くに完成しました。


 昨年度は、伐採した竹を整理するのに夏過ぎまでかかりましたが、今年度は、年をまたがずに整理できました。もう少し竹を伐採して、竹棚作りを3月末を目処に進めることができます。

ローソン参加による竹林の整備 2010年12月19日

 (株)ローソンの社員さん、近隣のローソン店舗の店長さんと従業員さんが、ローソン緑の募金の取り組みの一環として、竹林の整備に参加してくれました。

おおまかな流れ
9:00〜 準備(会員による)
10:00〜 主催者あいさつ(横山理事長)
ローソン代表あいさつ(ローソン門川日向病院前店矢野店長)
自己紹介
記念撮影
ストレッチ体操
作業説明(横山理事長)、注意事項(横山理事)
10:30〜 作業準備(ヘルメット着、耳栓、なた、のこぎり、竹割器)、
作業(竹伐採・粉砕・竹板とお椀作り)、昼食準備
12:00〜 昼食
13:20〜 午後の作業説明(横山理事長)
作業(竹伐採・粉砕・竹板作り)
14:20〜 休憩
14:40〜 作業(竹伐採・粉砕・竹板作り)
15:30 閉活
〜16:30 後かたづけ(会員による)



開活式(横山理事長のあいさつ)

いつものようにストレッチから
上段で竹を伐採
伐採した竹はグランドへ
竹は粉砕機でチップに
竹の有効活用として昼食のお椀に(お椀は後に水差し等に利用)

昼食は羽釜ごはんとブタ汁

約100本の孟宗竹を伐採

  ◆参加者◆

子どもの森会員:5人
一般参加者:6人
ローソン門川日向病院前店:2人
九州ローソン宮崎ディストリクト:12人
九州ローソン九州DCサポート:2人
ローソン地球環境ステーション:1人

計28人の参加がありました。



取材:宮日新聞

この活動は、宮崎県「森林環境税」と(社)国土緑化推進機構「緑の募金特定公募事業」より一部助成を受けています。

いよいよ竹林の整備のはじまり 2010年11月1日

 竹粉砕仕様チッパーシュレッダーの導入により、昨年度伐採した竹の後始末が終わったので、いよいよ竹林の整備を開始しました。竹を伐採し竹棚を作るにあたり作業の足場確保と危険減のために孟宗竹以外の竹の伐採と倒竹の撤去、切りたくはない広葉樹の伐採を約2時間おこないました。今まで見えなかった桐の木全体が見えるようになりました。
 伐採した細め竹と撤去した倒竹は、チッパーシュレッダーでその日のうちに粉砕できました。やっぱりGS121GBは凄いです。


3人で孟宗竹意外と倒竹を撤去

長い竹もそのまま粉砕

太すぎて粉砕機に入らない竹はチェーンソーで2割に!

今日は4人で作業


 竹棚を作るにはまだまだかかりそうです。うっそうとした下木や竹を撤去し、孟宗竹を切り1段目の竹棚を作るには、もう少し作業が必要のようです。

竹粉砕仕様チッパーシュレッダー到着 2010年10月30日

 竹林の整備のために注文していた大橋の樹木粉砕機竹粉仕様GS121GBが届きました。この粉砕機は、緑の募金特定公募事業からの助成金を受けて導入しました。
 使用法やメンテナンスについてを説明するために、製造メーカーの株式会社大橋から営業の方が一緒にやって来ました。

 トラックに乗って期待の粉砕機が到着後、包装を取り除き森の学舎グランドに試運転のために移動しました
 大橋の営業マンから始動前検査やチッパーナイフやシュレッダーナイフのメンテナンスについて説明を受け、さっそく試運転をしました。
 GS121GBは、とくかくパワフルで、竹を1本そのまま粉砕できます。スクリーンの交換と粉砕送りのスピードを調整して、キューブチップと粉の粉砕が可能です。竹粉は思っていたより細かい粉になりました。
竹が粉まで粉砕され排出口より出てきます。 2台の粉砕機を使って昨年度未処理だった竹をすべて粉砕できました。

 これからは12cm径までの竹をそのまま粉砕できるので、竹を玉切りして竹割り器で割る必要がなくなります。伐採した竹の処分が効率的に短時間で終わることになるでしょう。
 購入したGS121GBの詳細は、製造メーカー大橋のホームページで確認できます。>>こちらから

GOCANの森-秋の下草刈- 2010年10月23日

 6月に大雨のため中止になった門川高校生との「GOCANの森」の下草刈を実施しました。
 参加者は、門川高校からバスでGOCANの森に出発しました。雨が何時振ってもおかしくない空模様でしたが、午前中はなんとか天気がもって、蜂や蛇も見かけず暑くなく寒くなくで、作業するには上々のコンディションした。
 高校生8人と先生1人、子どもの森から3人の計12人の参加で、やや人手不足の感がありましたが、参加者全員のがんばりで、予定していた時間より早く下草刈が終わりました。

 下草刈終了後は、バスで森の学舎まで移動しました。朝の集合が早く、2時間の作業で疲れたのでしょう、移動中のバスでは、運転手さん以外は全員居眠り状態でした。森の学舎に到着して、男子生徒は造林鎌の手入れ、女子生徒は釜戸で炊飯をしてくれました。用意していた豚汁で昼食を食べて、森の学舎でしばし休息をとり解散時間になって、高校生は再び門川高校までバスで戻りました。

  集合:門川高校に7時30分。
  バスでGOCANの森に到着:8時10分。
  現地設営:8時30分に終了。
  オリエンテーション・体操後に下草刈開始:8時45分。
  中間休憩:10時。
  下草刈再開:10時20分。
  終了:11時。
  森の学び舎に到着:11時40分。
  後片付け・昼食準備が終わり昼食:12時30分。
  解散:14時。

草が凄くて始めは、どこから手をつけてよいのか呆然をしていましたが、やがて下草刈が開始されました。
女子生徒もがんばりました。 下草刈が終わり展望台にて
釜戸でご飯を炊きました。 昼食風景。


竹の整理3 2010年9月19日、20日

 竹置き場を作り、昨年度の竹林の整備で伐採してグランドに放置していた竹は、何とか竹置き場に整理することができました。参加者も2日間で延べ6人しか居なく雨も降ったりし、しかも粉砕する竹が多すぎて粉砕機でチップにする作業が終りませんでした。
 何時になったら、今年度の竹伐採、そして竹棚作りが始められるのでしょうか。

左:グランドに放置していた竹は玉切りにして新設した竹置き場に整理
右:粉砕機で粉砕できるように割った竹

粉砕機は割った竹をひとつずつ粉砕する能力しかありません

20日の参加者


竹の整理2 2010年8月28日、29日

 7月の続きで、昨年度の竹林の整備で伐採してグランドに切り出し未処理だった竹の整理を、2日間延べ8人で行ないました。両日とも雨が降り、雨の合間をぬっての活動でしたので、竹の粉砕ができず他の作業もはかどりませんでした。

グランドの未処理竹を1.2m〜1.4mの玉切りにして、竹割りできそうな太さの竹を割って行きます。
28日の参加者 雨が降るたびに虹がでました。

竹の整理 2010年7月10日、11日

 2日間延べ8人で、昨年度の竹林の整備にて伐採してグランドに切り出し未処理だった竹の整理を行ないました。

 《10日》
@竹枝部分をチッパーシュレッダーでチップにして行きました。
Aチッパーシュレッダーでは、太い竹幹は粉砕できません。竹割をするために、切り出してある竹の玉切り(120cm位)をしました。竹の玉切りは、時間と人員の関係で切り出してある竹の1/4しかできませんでした。


竹の粉砕

今日の参加者

 《11日》
 今日は、粉砕する竹を準備する作業をしました。それでも、粉砕のために準備できたのは、未処理だった竹(笹枝も含め)の1/3位です。次回以降の活動で粉砕をすることになります。
@昨日、玉切りしていた竹幹の中で竹割り器で割れそうな太さの竹を竹割をしました。竹割り器で割ることができない太い竹は、乾燥させて薪にしたいと考えています。
A玉切りしていない竹幹で、粉砕できそうな幹径より細い部分を切り出しました。
B竹枝が落ち笹葉の下に埋もれていました。粉砕するために、落ち笹葉の下から掘りあげました。昨日粉砕した竹枝の2/3位の量がありました。


竹割り

粉砕できそうな細い部分の切り出し

落ち笹葉の下から竹枝の取り出し(一時雨が降りました)

今日の参加者

粉砕できるようにした竹(左から)
細竹幹、竹割りした竹幹、落ち笹葉に埋まっていた竹枝

おまけ羽化したばかりのカブトムシ
(昨年の竹チップの中で育っていたのです)


高校生の参加がなかった「GOCANの森」の下草刈り 2010年6月19日

 昨晩からの雨が降り止まなかったので、高校生ボランティアによる「GOCANの森」の下草刈は中止となりました。朝7時30分の門川高校への集合時間がとくにすごい雨で、会員と一般参加者だけによる活動となりました。
 「GOCANの森」に到着してからオリエンテーション、ストレッチ体操して下草刈を始めて小雨となり30分程して雨も上がりました。参加者は全員汗ダクダクになり約1時間30分で下草刈は終了しました。下草刈終了後、森の学舎に移動して流し素麺で昼食となります。
 昼からは晴れ間ものぞく梅雨特有の気まぐれな天気に振りまわされた一日でした。

参加会員:6人、一般参加者:6人(内子供2人)

下草刈りにより山斜面がきれいになり、苗木が良く見えるようになりました。

いつもの様にストレッチから入ります。

今日の参加者
刈払機と造林鎌を使って下草を刈っていきます。
流し素麺の様子 ヘルメットの収納が完成していました。


植樹&春をたのしもう 2010年3月21日

参加者:19人(内子供5人)
天気:晴れ(ただし午前中は黄砂で煙ってました)

 昨年10月から始めた整備した竹林の一部(約0.1ha)に、広葉樹を植樹しました。植樹したのは、ヤマザクラ・コナラ・スダジイ・クヌギの計30本です。クヌギは、2006年に実施した森づくりプログラム「ドングリ拾い」で、子どもの森事務局で育てた苗木です。
 子どもが入り遊ぶことができる広葉樹の林に再生し、人や動植物にやさしい自然環境と水源かん養や災害の防止など森林の公益的機能の維持増進のために、生えてくる竹との戦いも始まることになります。


植樹全景

植樹看板
急な山斜面です


 最初に、あいさつ・注意事項説明・ストテッチ体操をしてから、参加者は竹林整備した山斜面にむかいました。前もって設置していた植樹箇所の目印の添竹に、山鍬やスコップで穴を掘って一本一本、丁寧に植えていきました。植樹する場所には、タケノコがでており植樹しながら、タケノコ掘りも同時に行なうことになりました。タケノコ掘りが主になった参加者も居たような(~_~;)。約1時間で植樹は終わりました。


籠や図鑑を持って山菜採りに出発

畦道で簡単に収穫できます

山菜の天ぷら

山菜料理のバイキング


 植樹とタケノコ掘りが終ったら、春の山菜を収穫に出かけました。たらの芽・ヨモギ・ノビル・フキの葉・土筆・わらび・カラスノエンドウ・レンゲ・ウバユリなどが収穫できました。天ぷらや煮たりして、塩・ポン酢・酢味噌でいただきました。タケノコは、焼き・煮たり・生で食べ比べ、釜戸で炊いたご飯での昼食となりました。


青空の下での昼食

収穫した山菜と一緒に


後援:宮崎県、宮崎県教育委員会
助成:森林環境税「森林づくり活動」より一部
取材:わぃWaiTV(地元ケーブルテレビ)

竹林の整備(地ごしらえ) 2010年3月13日

 3月21日に予定している植樹の前に、最後の竹林の整備を実施しました。竹林の一部に植樹を予定していますが、昨年12月に伐採したままになっている竹を整理する活動です。
 山斜面から引き降ろした竹は、すべて20m級の約100本の孟宗竹です。2人が山斜面に登りグランド前の山すそまで引っ張り滑り落として、山すそでグランド手前まで降ろして、グランドでさらに2人が引き降ろしグランド中央まで引っ張って行き、笹枝を鉈で落としていきました。その後、山斜面に残っている乾ききった倒竹や木をグランドに降ろして、植樹ができるように山斜面の地ごしらえをしていきました。13人の参加者で、何とか一日で終らせることが出来ました。作業時間は、10時から16時でした。
 お昼ごはんは、釜戸が大活躍しました。ご飯を炊いたりブタ汁を温めたり、お湯を沸かしたりしました。


オリエンテーション(作業説明、参加者紹介)

作業前のストレッチ

山斜面から一本ずつ竹を引っ張り滑り降ろします

山すそ野でグランドに引き降ろします

グランドで引っ張ります

笹枝を落とします

釜戸での炊飯

おこげご飯とブタ汁の昼食

残っている竹や木の片付け

伐採した以外の枯れた倒竹(かなりの量です)

植樹ができるようになりました

参加者


 思っていた以上の難作業でした。参加者全員ヘトヘトになりましたが、何とか予定していた作業を終らせることができました。参加者の内3人は、次の日の活動のために森の学舎に宿泊しました。
 今日は、旭化成グループ労連から5人の参加と宮崎日々新聞社の取材がありました。

第2回森づくりボランティア養成セミナー 2010年2月7日、21日

 環境問題への取組みのひとつである森づくり活動に継続して参加するボランティアと、森づくり活動を自らコーディネートするリーダー的ボランティアを育成します。また、この事業(NPO・ボランティア活動人材・体験プログラム開発事業)は、昨年の継続事業として宮崎県社会福祉協議会及び宮崎県生活・協働・男女参画課とお互いの立場や特性を認識・尊重しながら、共通の目的を達成するために協働して取り組んでいます。

○ 2月7日(初日)

 スケジュール
10:00 開講式 事務局
10:10 森と環境の関係・里山概論 宮崎大学農学部准教授 高木正博 氏
12:00 昼食
13:00 安全管理 林業木材製造業労働災害防止協会
 川戸 緑 氏
14:00 チェーン・ソー、刈払機等の山林作業機材の使用方法
16:00 終了


昨年とはうって変わって晴天の中、森づくりボランティア養成セミナー1日目、9名の受講者が森の学舎に集合しました。
10時からの開講式、代表挨拶のあと、本日の講師である宮崎大学農学部准教授高木正博さんの森と環境の関係・里山概論の講座がスタートしました。

● 森林の持つ様々な働きについて
 木材生産、水源涵養、山地災害の防止、二酸化炭素の吸収、野生鳥獣の成育場所、レクレーションの場所を少しずつ賄っている。水源の涵養はダムを作れば良いが、ダムは野生鳥獣の成育場所にはならない木材生産はできない。レクレーションの場所は、遊園地を作れば良いが、遊園地は二酸化炭素の吸収をしない、水源の涵養はできない。山地災害の防止は、コンクリートで固めれば良いが、野生鳥獣の育成場所にはならない、レクレーションの場所にはならない。森林は、多くの働きを多面的に同時に発揮できる。改めて森林の大切さ重要性を認識できました。

● 林業は農業ではなく工業で考えなくてはならない
 木材の主な使途は、建築土木や紙、家具や梱包材などの工業製品の原料であり、安定品質、安定供給、安定在庫が求められる。日本の林業は、各種理由で工業ではなく、農業として位置付けされていることが、工業として実施されている輸入木材に劣るため付加価値が低い。人件費の問題で国産木材は高価で、輸入木材より国内需要が少ないのだと思っていたが、他の要因もあることが解りました。

他には、樹木の分類や学名について、人間による森(里山)と自然森林、成長に影響する環境要因、森林を育てる技術等の話がありました。


主催者(横山理事長)あいさつ

宮崎大学農学部準教授高木正博さんによる
「森と環境の関係・里山概論」の講義


午後は、林業木材製造業労働災害防止協会の川戸緑さんによる林業の事故についての話、事故を未然に防ぐための安全管理についての講座がありました。講座に続いて、受講者が3班に分かれて、広場で木に見立てた丸太を使って、受け口と追い口作り、丸太切を通してチェーンソーでの実技演習を行ないました。受講者が上手くチェーンソーを操って丸太を切ると他の受講者から歓声と拍手がおこりました。また、刈払い機による草刈りも行ないました。


戸川緑さんによる森林の作業での安全管理

まずはエンジンのかけ方から

チェーンソーの実習

刈払い機の実習

受講者記念撮影


今日は、夕刊デイリー新聞社の取材がありました。

○ 2月21日(終日)

スケジュール
10:00 県内の森づくりボランティア活動の実態 事務局
11:20 昼食
12:00 森づくり作業準備 事務局
12:30 森づくり作業(間伐) 地元林業者 松本哲也 氏、他1名
15:10 閉講式 事務局
15:30 終了


これまた、昨年とはうって変わって晴天の中、森づくりボランティア養成セミナー2日目、11名の受講者が森の学舎に集合しました。
午前中は、横山理事長から県内の森づくりボランティア活動の実態の話を、子どもの森、森づくりボランティア協議会、水源の森づくりをすすめる市民の会、ロキシーヒル、宮崎グリーンヘルパーの会の順に説明報告がありました。その後、セミナーへの参加動機や現在の活動している事など、受講者各自の自己紹介がありました。


森づくりボランティア活動の実態(横山理事長)

受講者記念撮影


午後は、準備ストレッチ体操をしてヘルメットを着用後、森づくり作業を行なうスギ林に歩いて向かいました。森の学舎から徒歩5分の現地に到着をすると、地元林業者の松本さんから現場でのスギ伐採時の注意があり、間伐のされていなくスギが混み合った林へと分け入っていきました。
一人が2本ずつスギを伐採していきました。各受講者は最初の1本は、おっかなびっくりで慎重に伐採をしていきましたが、2本目ともなると慣れてきて上手に間伐をすることができました。また、3本4本と伐採をする受講者もいました。平地で練習をしていましたが、足場がままならぬ山の斜面で、すぐ近くに立ち木がある現場での間伐作業は難しく危険な作業であることを実感しました。
狙った場所に伐採したスギが上手く倒れると、他の見学している受講者からどよめきと拍手がおこり受講者全員に一体感が生まれたようです。

受講された方の継続的な森づくりボランティア活動が進みますように。(祈)

受講者は一人ずつスギを伐採

作業していない受講者は離れて見学

わぃWaiTVのカメラマンさんは命がけ(スギの影)

今日は、わぃWaiTV(延岡ケーブルTV)の取材がありました。

○ まとめ ○

● 受講者の感想・意見
宮崎県の自然がとても好きなので、死ぬまでここで暮らして行きたいと思っています。そんな中で、この自然を守る事に自分の力が役に立つことができれば、さらに楽しい人生を過ごすことができると思います。
無理のない範囲で下草刈り作業他に参加できることがあれば活動に参加したいと思います。受け入れありがとうございます。準備など大変だったことと思います。今回のセミナーを通して森づくりに少しでも参加したいと思います。
山の問題である間伐について、積極的に協力することを考えてみたい。
森についてまったくの素人で、まだまだ何もわからない状態ですが、時間の許す限り積極的に参加して行きたいと考えています。
時間ができれば名積極的に植樹や下草刈など参加して活動していきたいと思います。二日間ありがとうございます。多くの体験ができました。
活動時のボランティアスタッフなど、週末でできる事があれば、参加させていただきたいと思います。
時間の許す範囲で色々な行事などに参加したい。各種イベントやセミナーの情報が意外と入手し難しいので入手方法をおしえてもらうと助かります。

● 受講者数:13人 (14人の受講申し込みがありました。)
7日、21日とも出席:7人
7日のみ出席:2人
21日のみ出席:4人(昨年度森づくりボランティア養成セミナー参加者)
残念ですが両日とも欠席:1人

● スタッフ
スタッフ数:3人 講師数:4人

● 取材
夕刊デイリー:2月15日記事掲載
わぃWaiTV(延岡ケーブルTV):2月25日放映予定

● 後援
宮崎県、宮崎県教育委員会、宮崎日々新聞社、夕刊ディリー新聞社、門川町、美郷町、日向市、延岡市、(株)ケーブルメディアワイワイ、みやざき森づくりボランティア協議会

● 所感
前回(昨年3月開催)と今回のセミナーは、「木を植える=森づくり」ではなく、「木を植えたら木を育て健全な森にすること=森づくり」であり継続的に森づくりに関わっていくことをコンセプトに開催しました。人間が介在せず自然に任せるのが理想だと思いますが、人間が介在するのなら本来その地に存在している樹種を植え人間が責任を持って木を育てる必要があります。
間伐実習を含む研修を通して、実際に森づくりボランティアをするために必要な知識や技能を身に付けることができ、森づくりボランティアの育成を図ることができたと思います。受講者は、環境に対して危機感を持ち何かしなければならないと考えている方々であり、これからの活躍が期待できます。
前回と同じように、市町村やボランティアセンター(社協)に直接受講要請をしましたが受講がありませんでした。行政職員などの環境問題への自己啓発参加やボランティア意識の低さが見受けられたのが残念です。