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***** 環境問題を考えた各種プログラムです。 *****

7月
川をたのしく親しもう
川をたのしく親しもう準備

川をたのしく親しもう 2013年7月28日

川をたのしく親しもうは、今回で5年目(5回目)となります。この活動は、ネイチャーゲームで、自然をさまざまな感覚や心を通じて理解し、自然と自分が一体であることを学び、川あそびをとおして自然の豊かさを楽しみ、自然の大切さを学ぶ活動です。前々日に激しい雷雨があり川が濁り増水しましたが、当日はやや水量がありましたが、濁りもなくなり、曇り空で日差しも弱く暑くなく、川での活動にとっては、上々のコンディションでした。昨年(4回目)とは、若干内容を変えてみました。

場所:森の学舎と五十鈴川
参加者:8家族22人(内子供10人)
スタッフ:7人
講師派遣:宮崎県ネイチャーゲーム協会(古田さん他3人)
後 援:宮崎県教育委員会
助成等:子どもゆめ基金

8:45〜 受付
9:00〜 オリエンテーション、記念撮影
9:30〜 ネイチャーゲーム
12:00〜 着替え、竹お椀づくり
12:30〜 素麺流しで昼食
13:50〜 アンケート
14:10 解散

オリエンテーションで、活動の意義と目的(川と通して自然環境の大切さと大事さを考え、きれいな水には森林が必要であること、川の生き物にはきれいな水が必要である。)と子どもの森スタッフとネイチャーゲーム指導者紹介、そして記念撮影後に、五十鈴川でネイチャーゲームを楽しみました。

オリエンテーション(森の学舎で) ネイチャーゲームのはじまり(河原で)

ネイチャーゲームと川あそびを通して自然に触れ親しみました。まずは、全員で「音いくつ(目を閉じ耳に神経を収集して周りの音を感性で聞きわけます)」、「ジグソーストーン(河原の小石で課題絵を組み立てます)」を行いました。その後、3人のネイチャーゲーム・リーダー毎に、参加者は3グループに分かれて、@水の流れる音をきいてみよう(川の中でしか聞くことができない音を聞きます。)、A川虫をさがそう(きれいな水でしか生息できない川虫を捕まえケースで観察をする。)、B笹舟をつくって流そう(川の流れを感じます。)を順番に楽しみました。

音いくつ ジグソーストーン
@水の流れをきいてみよう A川虫をさがそう
B笹舟をつくって流そう 五十鈴川の様子


ネイチャーゲームが終了したら、「川の宝さがし(生き物探し)」と「あめんぼうの旅(川流れ)」を12時まで楽しみました。川の宝探しは、川に住んでいる多種多様な水生生物を探して、水が豊かであるから多くの命が育まれていることを気づいてもらうことが目的です。川での最後の楽しみとして、両手両足を広げ体の力をぬいてプカプカと川を流れて遊びました。

川の宝さがし あめんぼうの旅

川から森の学舎に戻り着替えを済ませて、お昼は流し素麺です。素麺に他に、ゼリーやキュウリ、トマトも流しました。スタッフの作ったかき揚げと一緒に、自分専用に作った竹おわんで素麺を食べました。

竹おわん作り 中庭が昼食場所
素麺流し

:*´*☆彡 参加者の感想 。★彡*(一部抜粋)

川で記念撮影
川に流された時とても気持ち良かった。
・川あそびは、ほとんど体験したことがなかったので、とても素敵な体験ができた。たくさんの生き物たちと出会えて、子供たちもすごく喜んでいました。川に浮かんで流されていくのがすごく気持ちよかったです。また機会があれば参加したいと思います。
・魚が捕れてよかった。また来ます。
・楽しく過ごすことができました。スタッフの皆様ご苦労さまでした。
・ソーメン流し、川あそび、魚捕り、楽しかった。
・とても素晴らしい体験が子供たちとできました。また環境プログラムがあったら是非参加したいと思います。
・ネイチャーゲームがとても面白かったです。魚やエビを捕まえることができて子供たちも大喜びでした。川を楽しむことができた一日でした。子供たちにも自然環境についての大切さを学んでほしいし、私も学んでいきたいと思いました。
・川あそびは危ないから遊ぶことを制限してしまいます。いろいろな石を見つけたり、石の下にいる虫を見たり、子供も初めてですが、親の私も初めてで楽しむことができました。川あそびに連れていく時には応用したいと思います。流し素麺もかき揚げも抜群でした。
・夏休みは、親にとってストレスが溜まってしょうがないのですが、今日は、楽しむ子供たちの顔を見て和みました毎週でも来たい。

川をたのしく親しもう準備 2013年7月21日

スタッフ:5人

 来週に控えた「川をたのしく親しもう」のスタッフによる準備活動を実施しました。

@川でのネイチャーゲーム&川あそびでの参加者安全確保のために、実際に川に入り参加者が行うでことになる川の生き物探しを実体験しました。体験を通して、危険な個所がないか川底の滑りや地形を確認します。また、当日の活動範囲にロープを張ることの確認、活動途中でのスタッフの動き等を打ち合わせもしました。

エビ探し 箱メガネの覗きすぎで気分が悪くなりました


A竹のソーメンレールの清掃後ならべてみて、そしてソーメンを湯がき流します。流す際の水流やソーメン以外(今日はキュウリ)の流れ方等々を、実際にソーメンを食べながら確認しました。ちなみに、ソーメンが今日の昼食を兼ねています。

捕獲(撮影後リリース) 折り返しソーメン流し


他に、更衣ブースの設置、ライフジャケットの準備や当日全体の担当と流れを確認してから解散となりました。一周週間後の川をたのしく親しもうも今日の川の状態と天気でありますように!