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MRTラジオ「エ・コ・コロ・カフェ」収録 2011年12月24日

 12月25日(日)の「エ・コ・コロカフェ」は、年末特別番組として放送されます。MRTが展開している「キープみやざきビューティフルキャンペーンが今年で20周年、「MRT環境賞」が今年で10回目を迎えます。子どもの森が、昨年「MRT環境賞大賞」を受けたことと、パーソナリティーの木佐貫ひとみさんのご紹介で、NPO法人大淀川流域ネットワーク代表理事の杉尾哲さんとゲスト出演することになりました。
 今回は、川をテーマにした内容だったため、子どもの森が夏に行っている活動を紹介しました。宮崎の川についてのクイズでは、パーソナリティーの初鹿野さんが回答者になって進められました。杉尾さんが川の専門家ですので解説をしていきましたが、門川町の五十鈴川の問題では、私も少しだけ補足させていただきました。
 お話の中で、杉尾さんの大淀川での取り組みがとても参考になりました。私が、この活動をはじめたきっかけである川を昔のように戻したいという思いが、実現できそうな気になってきました。今回も緊張のため、思ったようにお話が出来ず、皆様にご迷惑かけてしまいました。でも収録はとても楽しく、すごく勉強になりました。県内には、環境を良くしようと頑張っている方がたくさんいます。そんなエコ活動をリポートし、木佐貫さんと初鹿野さんのココロにやさしいトークの「エ・コ・コロカフェ」がずっと続いてくれるといいなぁと思いました。

(横山理事談)

北川教育課からの視察 2011年10月24日

 廃校になった学校のある旧北川町の四区長さんと延岡市教育委員会北川教育課の皆さんが、森の学舎に廃校になった学校の活用事例の視察にやってきました。旧北川町で廃校になった学校がある地域の区長さんたちは、地域で廃校をどのように使っていくかを模索しているそうです。
 子どもの森での旧西門川小学校松瀬分校を使った活動の説明を通して、お金を投資してハード面で学校を違う物にせず、そのままの姿で、いつでも学校として戻せるように、廃校のソフト面での活用についてをお話させていただきました。子どもの森の廃校活用が、旧北川町の区長さんたちへのヒントとなれば幸いです。(横山理事談)

NHK総合「いっちゃがゴールド」 2011年8月5日


出番待ち

 8月5日の「いっちゃがゴールド」百文は一見にしかず門川町の旅に、ライブ出演しました。
 海(カンムリウミスズメとおと島)と産業(アゲミとみんなと朝市)の紹介、中山神社、そして最後に「自然がだいすき」として、門川の山間部紹介として、子どもの森の環境活動の話と続きました。
 6時からの放送で、2時30分からリハーサルが1時間30分あり、リハーサルで本番の見直しがされました。すいぶん内容が変わったような気がします。本番では原稿などを見れないし、ライブ放送であったのでとても緊張して、準備したコメントを忘れてしまいました。いままでのテレビ出演は、VTRだったので撮り直しや良いとこだけが使われていましたが、初のライブ出演は、とても大変でしたが、番組が作られる一連の作業を見ることができて、とても貴重な体験となりました。
 短い時間でしたが、ecoスクールの参加者二人と、森の学舎での活動をとかなんとか紹介できました。百野キャスタはテレビで見て、いつも可愛いなぁと思っていましたが、スタジオでお会いでき、やっぱり可愛かったです。
 帰る間際に、Domo-kunメモ・Domo-kunシール・ななみちゃんハンドタオル・ななみちゃんペンを、お土産でいただきました。それと放送局を出る時に、百野キャスタ他スタッフ一同様が、車が交差点を曲がり見えなくなるまで手を振ってお見送りをしてくださいました。


いっちゃがゴールドの出演者一同

お土産


2010年度活動への助成等 2011年3月まで

 遅れましたが、2010年(昨年)度の活動への助成等を報告します。

*宮崎県森林づくり活動支援事業(宮崎県森林環境税)
 仮称妖精の森の竹伐採(竹林の整備)、高校生とのGOCANの森下草刈り、体験型環境学習(森で過ごそう森に学ぼう)への助成。

*緑の募金特定公募事業(国土緑化推進機構緑)
 仮称妖精の森の竹伐採(竹林の整備)をするための樹木粉砕機の購入代金。

*門川町まちづくりプレイヤー支援
 森の学舎の有効活用でもある環境文庫の書籍購入、森の学舎の水道管修理の資材費、体験型環境学習(川をたのしく親しもう)への助成。

*宮崎県NPO・ボランティア活動人材育成・体験プログラム開発事業(宮崎県社会福祉協議会)
 一昨年から継続している森づくりボランティア養成講座(森林環境セミナー)への助成。

*協働商談会開催事業委託費(宮崎県生活・協働・男女参画課)
 協働商談会(協働創出市2010)の開催に係る委託費。

*協働モデル事業(宮崎県市町村振興協会)
 行政と労働団体、地域住民と協働して、パンづくりを通して食と環境の関係を考える活動への助成。

助成等で購入した備品や消耗品の紹介(一部)
宮崎県森林づくり活動支援事業での購入
緑の募金特定公募事業で購入した粉砕機 門川町まちづくりプレイヤー支援での購入
宮崎県NPO・ボランティア活動人材育成・体験プログラム開発事業での購入 協働商談会開催事業委託費での購入
協働モデル事業で購入したパン窯材料


*積水ハウスマッチングプログラム助成
 活動財政強化と子どもの森PR活動。

*連合愛のカンパ
 環境文庫の書籍や備品購入等の他助成での助成外(自己負担)へのカンパ。

*イオン黄色いレシート
 マックスバリュー南延岡店、ホームワイド出北店、ジャスコ日向店、ホームワイド財光寺店での黄色いレシートキャンペーン箱に投函されたレシート金額の1%相当額の物品が活動全般に寄贈。

平成23年度通常総会 2011年4月24日

 子どもの森の23年度活動方針を決めるための総会が開催されました。出席者は16人(委任表決者8人)がありました。総会開催時での正会員数は20人です。

活動方針として、


総会の様子

1.農林漁業等の産業体験や里山等の自然体験交流事業
 ・川を活用した自然体験交流
 ・エコ・スクール
2.中山間地の荒廃した里山の環境保全再生活動
 ・子どもの森1号地(平成17年度植樹地の育林作業)
 ・GOCANの森(門川高校演習林での平成18年度植樹後の育林作業)
 ・妖精の森(森の学舎裏の竹林)
3.地域の自然環境等を理解してもらうための啓発活動
 ・森を活用した体験型環境学習
4.市民活動の活性化に関わる企画、コーディネート事業
 ・森づくりボランティアの養成
 ・協働商談会
5.活動の情報発信・啓発のための事業
 ・Webサイトの運営
 ・機関紙の発行
 ・事業案内チラシの作成
6.その他目的を達成するために必要な事業
 ・活動拠点「森の学舎」の活用と整備
 ・椎茸栽培
 ・NPO等委託・助成事業への公募
 ・活動紹介のキャンペーン
 ・子どもの森が加盟する団体
7.助成について

 本年度の会費は5,000円、特別会員の会費は1,000円となりました。

※平成22年度収支決算報告書等は、情報公開のページを参照して下さい。

お昼ごはんは山菜を収穫して調理しました。


 11時15分に総会が終了した後、会員等の懇親を深めるために、山菜を収穫・料理しての昼食を行ないました。収穫・料理した山菜は、タケノコ・ウド・サンショウ・ヨモギ・ミツバ・ヨメナ・ノカンゾウ・レンゲ・スミレ・ノビル・ドクダミ・ギボウシ・ゴヨウアケビ・スイバ・タラノメでした。

MRTラジオ「バリッと朝!〜アラカルト・ボランティア・ワールド」への出演 2011年1月18日

 平成22年度MRT環境大賞の受賞団体、そして、協働創出市2010を開催する団体として、横山理事がMRTラジオ「バリッと朝!〜アラカルト・ボランティア・ワールド」(生放送)に出演しました。


左から、横山理事、田中P、初鹿野P (スタジオにて)

《初鹿野P》 アラカルト・ボランティア・ワールドのコーナーです。今日は、MRT環境大賞に輝きましたNPO法人子どもの森の横山純子さんにお越しいただきました。横山さん、おはようございます。
《田中P》 おはようございます。
《横山理事》 おはようございます。
《初鹿野P》 よろしくお願いします。
《田中P》 よろしくお願いします。
《横山理事》 よろしくお願いします。
《初鹿野P》 よく最近お名前をお聞きしますし、エココロ・カフェでもお世話になって取材させて頂いております。
《田中P》 そうですか。
《初鹿野P》 本当に一生懸命取り組まれている団体ですよね。それでは、まず子どもの森の概要からお聞きしましょう。
《横山理事》 子どもの森は、平成15年にNPO法人に認定されました。子どもたちに良質の森環境を残すために、自分たちでできる環境を保全する大切さを理解し興味を持ってもらうために、環境啓発の活動を行っています。
《田中P》 横山さんご自身が子どもの森に関わるようになったきっかけは何だったんですか?
《横山理事》 私が暮らしているのは門川町なのですが、自然環境がここ何年かで劇的な変化が起こって・・
《初鹿野P》 あーそうなんだよね。
《横山理事》 山は切り開かれて宅地造成が進んだり、近くの遊び場であった里山が無くなったり、身近に遊べるきれいな川は少なくなって、遊泳とか水遊びができなってきています。この悪化した環境を自分でできる範囲で、自然環境を守って残して行く必要があると考えて活動を始めました。
《田中P》 すごいですね。
《初鹿野P》 まさに今を生きる大人の役割として、子どもにいかに手渡すかに使命感を感じますね。現在の主な活動はどんな活動ですか?
《横山理事》 主な活動として、森林や川とでの自然体験型環境プログラムを実践しています。そして、3箇所の森づくりに取り組んでいます。また、森林環境セミナーを開催して、森づくりのボランティア・リーダーを養成する講座を、今年は2月6日、20日、27日に3日間に渡って開催します。ただいま受講者を募集中です。また、2月は協働創出市2010を開催することになっています。そして、廃校となった小学校分校を平成21年から森の学舎と名づけ環境学習の場、環境の本を中心とした環境文庫を設置して活用しています。
《田中P》 ”もりのがくしゃ”と書いて、”もりのまなびや”と呼ぶんですか。楽しい所のように感じますけど、参加される皆さんは、どんな感じでしょうか?
《横山理事》 プログラムは、親子で参加するものが多いので、とても賑やかです。夏は川遊びをメインにした環境プログラムになっていて、川遊びの体験がほとんど無い方が多いですから、大人も子どもの歓声をあげてとても喜んでいただいています。
《田中P》 お母さん自身もないかもしれないですものね。
《初鹿野P》 川は危ないから行っちゃいけないみたいな、そこから話が始まるので、体験したくても出来なかったりするんですよね。ほんと貴重ですよね。そんな中で2月9日水曜日に協働創出市2010を実施されるようですが内容を教えてください。
《横山理事》 NPO、ボランティア団体や企業、行政など多様な主体が認識を持ち、出会い交流、情報交換、新たな発見の場として、2月9日の水曜日6時半からクリエーティブセンター門川で開催します。それぞれの団体が志をひとつにして協働を推進するための出会いの場で、それぞれのブースを設置して、あたかも商談をするかのように協働の相手先を探すことになり新しい協働事業を創出するものです。この事業は宮崎県の委託事業で、協働商談会開催事業です。同じ想いを持つもの同士が一緒になって活動や事業を進めて行くことが地域の問題解決にとって有効な手段であり、子どもの森が感じている協働を地域に広げることができる事業であることから、子どもの森と宮崎県生活協働男女参画課が協働して行います。
《田中P》 同じ想いを持つもの同士、案外想いはひとつであっても出会いの場って、ありそうでなかなか無いかもしれないですね。
《横山理事》 そうですね。そういう場が無かったと思います。子どもの森も、それぞれの団体単位では想いを形にする難しさを7年間の活動で感じていました。一方今までの活動の中で、企業や他の団体と協働して活動したときには、容易に形になっていく実感がありました。同じ想いを持つ者同士が活動や事業を進めて行くことが、地域の問題解決にとっても有効な手段であると思います。今回は協働創出市を通して、少しでも皆さんの手助けになればと思っています。
《初鹿野P》 そうなんですよね。こうやって共感する場があれば、何かが始まるんですよね。それが、個々だとなかなか次につながらない。NPOやボランティアにとっては、とっても役に立つ内容だと思うのですが、参加費はどうなんですか?
《横山理事》 参加費は無料となっています。それぞれの団体が想いを形にして行くために、今後の活動にきっと役立つと思います。
《田中P》 参加されたい方の申込はどうすればよいですか?
《横山理事》 参加申込書に必要事項を書いていただいて、子どもの森に申し込んでいただければと思います。詳しいことは子どもの森のホームページ、協働創出市の専用ホームページからもご覧になれます。
《初鹿野P》 では、お問合せ先をお願いします。
《横山理事》 電話FAXとも、0982−95−7800です。
《田中P》 では、横山さん最後になりましたけど、今後こういうふうにしたいと言う抱負があったら教えてください。
《横山理事》 少し何点かプログラムのこととかをお話して良いでしょうか?
《田中P》 はい。
《横山理事》 夏は川遊びがメインだったんですけど、12月に体験型環境学習として、樹木の二酸化炭素吸収量の学習とか、ドングリの苗木の育て方、ドングリを使った工作、アウトドアクッキングを通して自然の豊かさを楽しみ、自然の大切さを学び、苗木になったドングリを山へ返すプログラムもやっています。体験型の活動にこだわって、楽しみながら遊びながら。、結果よりプロセスを大事にして環境について考えてもらう工夫をしての活動になっています。2010年は他にも新しい事業に取り組んできました。食と環境の関係を考えるワークショップ型活動なんですが、パンづくりを通して環境のことを学んでいくと言うことで、海水から塩づくりを始めて・・
《田中P》 えー、そこからやるんですか(驚)。すごいですね。
《横山理事》 地元で作っているイチゴから天然酵母を作って、石臼で小麦を挽いたり、昔ながらを入れながら・・
《田中P》 あー(感嘆)
《横山理事》 食を大事にしながら環境を、海のことを聞けたりとか。食物を育てる無農薬で自然に優しい農法でやっていくとかを取り入れた活動なんですが、これは、2011年のエコスクール開催に向けてのモデル事業としています。子どもたち親子を対象としてエコスクールとなります。抱負ですが、昨年の11月には、MRT環境大賞を頂きましたので、ますます活動に弾みがついているところです。2011年も子どもの森の活動をより多くの方に知っていただいて、長く活動を続けるようにがんばって行きたいと思っています。
《初鹿野P》 自然の恵みを肌で感じながら、それをきちんと知識として、大人も子どもも一緒になって、とっても素敵な活動ですね。ぜひ、がんばってください。本日のアラカルトボランティアワールドは、NPO法人子どもの森の横山さんにお話を伺いました。横山さん、ありがとうございました。
《横山理事》 ありがとうございました。
《田中P》 ありがとうございました。
《初鹿野P》 以上、アラカルト・ボランティア・ワールドのコーナーでした。

 ボランティア・ワールドへの出演は3回目で、他のMRTラジオへの出演を含めると今回で8回目のラジオ出演となりました。