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【麦栽培からはじめるパン作り】

 今年度で15年目となる「四季をまるごと体験ecoスクール」は、活動資金の目途ができなかったので、パン作りに特化した内容となっています。活動名を『麦栽培からはじめるパン作り』としました。
 22名の参加者(子ども10人)と6名のスタッフで活動を進めていきます。

小麦粉とイチゴ酵母 1/24塩作り 12/13麦蒔き 11/22開校 11/15

小麦粉とイチゴ酵母 1月24日

天気:冷えた晴れ 参加者:18人(子ども9人) スタッフ:4.5人

1.活動概要

 今回の活動では、子どもと大人が一緒に石臼を使って麦を挽き小麦粉を作る、イチゴと水を使って天然酵母を仕込むという二つの体験を行いました。世代を超えて同じ作業に向き合うことで、食の成り立ちや自然の力を共有しながら学ぶ、温かい時間となりました。

2.石臼での小麦粉づくり

(1)作業の様子
 石臼に麦を入れ、子どもと大人が交代しながら臼を回しました。子どもたちは「重い!」と言いながらも楽しそうに挑戦し、粉の変化を観察したりしました。麦が粒から粉へと変わっていく様子は、子どもたちにとっても驚きが多く、挽きたての香りに「いい匂い!」と声が上がりました。
 11.1kgの麦から6.2kgの小麦粉を作ることができました。

(2)気づき・学び
 力だけではなく、リズムよく回すことが大切だと子どもたちが体感できました。大人は、昔ながらの製粉方法を振り返ることで、食文化の継承を実感できました。
挽きたての小麦粉の香りや手触りを共有し、素材の変化を五感で楽しむことができました。

3.イチゴを使った天然酵母づくり

(1)仕込みの手順
 煮沸消毒した清潔な瓶にイチゴと水と砂糖を入れ混ぜ合わせました。衛生面や温度管理のポイントを伝えながら、酵母が育つ仕組みを説明しました。

(2)観察ポイント
 仕込み直後は透明に近いが、日が経つと気泡が出てくることを子どもたちと一緒に確認できます。イチゴが変化していく過程を、毎日観察する楽しみが生まれたと思います。
 「酵母は生きている」という感覚を、子どもたちが自然に理解できる活動となります。

(3)学び
 果物の表面に自然に存在する酵母の力を利用するという、身近で不思議な自然現象を体験でき、大人と子どもが一緒に「育てる」感覚を共有し、発酵の面白さを感じることができます。

4.まとめ
 石臼での製粉とイチゴ酵母づくりは、子どもと大人が協力しながら取り組むことで、作業そのものだけでなく「一緒に学ぶ楽しさ」も感じられる活動となったと思います。
 普段は機械に任せてしまう工程を手作業で行うことで、食材の背景や自然の力を深く理解するきっかけになりました。
 今後は、今回作った小麦粉や酵母を使ってパンづくりなどに発展させ、さらに共同体験の幅が広がります。

準備:1月17日 スタッフ:5人

  石臼を使ってのご麦挽の準備で、石臼の清掃と上臼の廻し取っ手の調整を行いました。その他、目隠し障子張りも行いました。

塩作り 12月13日

天気:曇り 参加者:13人(子ども5人) スタッフ:5.5人

 自然体験活動として「海水を釜炊きして塩を作る」取り組みを行いました。パンの材料のひとつである塩がどのように作られるのかを学び、自然の恵みを体感することを目的です。
 海水は、下阿蘇の海岸で透明度の高い海水を、スタッフで事前に汲んでいました。

1.塩摘出 9:30〜12:30

 参加者を5グループに分け、それぞれが5リットルの海水を煮詰めます。最初に、砂や小さなゴミを取り除くため、布で濾過した海水をそれぞれ鍋に取り分けました。
 釜戸と簡易釜戸を5基用意し、それぞれグループで、薪を組んで火打ち石が進化したメタルマッチで火をおこしました。

 約2時間かけて水分を飛ばし、約500ccになったらコーヒーフィルターで1度目のろ過をして、硫酸カルシウム(石こう分)などの不純物を取りのぞきます。再び煮詰めて、海水が濃縮されてシャーベット状になったら、2度目のろ過をします。コーヒーフィルターに残ったものが塩です。コーヒーフィルターを通過した水分がにがりです。 

2.乾燥 13:30〜14:30

 昼食後に、フライパンを使って塩を乾燥させました。塩が焦げ付かないように弱火で慎重に乾かしていきます。
 
合計25リットルの海水から、565グラム の塩を作ることができました。

麦蒔き 11月22日

天気:晴天 参加者:20人(子ども9人) スタッフ:6人

1.畑づくり 9:30〜11:30

 前回終わらなった畑づくりを行い、いよいよ本格的に畝を整えていきました。
 耕うん機を使って畝を耕すと、土がふかふかに。手作業では時間がかかる部分も、機械の力を借りることで効率よく進めることができました。参加者の皆さんも「畑らしくなってきた!」と笑顔になりました。

2.小麦の種まき 12:30〜13:30

 午後からは小麦の種まきです。

 小麦を蒔く目安として、参加者みんなでテープを張りました。畝にまっすぐラインが引かれることで、種まきの位置が分かりやすくなり、種蒔きの作業もスムーズになります。
 土の香りに包まれながら、一粒一粒に未来のパンを思い描いて丁寧にまきました。作業は予定よりもスムーズに進み、思った以上に早く終了しました。

 耕うんも種まきも順調に終わったため、この日は14時に解散。短い時間ながらも充実した活動となりました。次回は芽吹きの様子を観察できるでしょうか。楽しみが広がります!

開校 11月15日

天気:晴天 参加者:16人(子ども7人) スタッフ:3.5人

15期の四季をまるごと体験ecoスクールの派生である『麦栽培からはじめるパン作り』がはじまりました。

1.開校式、ネイチャーゲーム 9:30〜11:30

 開校式では、自己紹介とはじめまして(ネイチャーゲーム)をしました。
 ネイチャーゲームは、音いくつ・フィールドビンゴ・ノーズを行いました。

2.麦畑作り 12:30〜15:00

 スコップで溝を掘り、落葉他を埋設し土をかけま薪ストーブやお風呂の灰を蒔きます。この溝が、種蒔き筋となります。

15:30 かたづけ後解散。

準備:11月9日 スタッフ:5人

初日の麦畑作りは、麦蒔き筋の箇所に溝を掘り、落葉・刈草・麦藁・糠を埋設して堆肥とします。その落葉を拾い、草を刈りました。また、教室の掃除も行いました。

準備:9月27日、28日 スタッフ:延べ6人

初日の麦畑作りに備えて、イノシシに荒らされ大雨で土砂の流入した麦畑の畑周り溝と草取り整地作業を実施しました。まだまだ暑いので、両日ともに午前中(8:30〜11:30)だけの作業となりました。

スタッフだけの麦刈りと脱穀:5月23日、25日、31日 スタッフ:延べ11人

 今年の「四季をまるごと体験ecoスクール」は、活動資金の調達ができないため開催ができないため、昨年度のecoスクールで麦蒔きをして育った麦の刈り取りと脱穀は、スタッフだけで実施しました。 5月24日に麦刈りを予定していましたが、雨予報のため23日変更して、スタッフが仕事帰りに夕方から麦刈りをおこないました。

 脱穀後の麦実と籾を風選別するのは、唐箕ではなく扇風機とブローで実施しました。冷蔵庫上段に6袋が収穫できました。