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つる取り&つる工作 2006年12月3日

 前日まで、天気を心配していたのですが、やや寒かった晴天の下、子どもの森雑木林にて、つる取り&つる工作を実施しました。山の中で、森林保全活動として、木の生長を阻害している蔓を取り、取った蔓を有効活用(無駄なゴミにしないように)するために、つる工作をおこなう活動です。

大まかな流れ
 9:20 集合場所から子どもの森雑木林に移動
10:00 オリエンテーション、体操
10:20 つる取り
11:00 つる工作
13:00前後 飯盒炊飯による昼食
15:00 解散

参加者は、一般参加者23名(子ども7名含)とスタッフ5名です。それから、わぃWaiTV ワイワイネットの取材もありました。

《オリエンテーション・体操》
@横山理事長からの挨拶と活動の目的などの話
A蔓工作指導の竹見野の樹主宰日高さんから、蔓でかごやリースを作る話
(一昨年に続いて2度目の蔓工作の指導をお願いをしました)
Bストレッチ体操
(蔓を取る時にけがが無いように)
《つる取り》 高枝ばさみが大活躍しました
《つる工作》
 作業がやり易かったのか、ほとんどの参加者は道路で、かごやリースを製作してました。今日は、猪狩の車が多く往来し、猟師の方には、ご迷惑をかけました。

 皆さん作業に夢中で、昼ご飯1時が過ぎとなりました。
作品を持って記念撮影  作品の一部

:*´*☆彡 参加者感想 。★彡*

初めての、つる取りつるあみの参加でしたが、皆と楽しく過ごせました。これからも又何かありましたら参加したいと思います。ありがとうございます。
こうゆうサークル(活動)に初めて参加しましたが、とても良くしていただいて、とても楽しい良い思い出が出来ました。
思うように作品が作れず・・・。不器用なのでダメですね。
寒い中、準備が大変だったと思います。また企画して下さい。
初めて、つるのカゴを作りましたが、楽しく作業ができました。ありがとうございました。
つる取りから製作までできて、今までとても自分ではできないし、センスもないと思っていましたが、意外とコツをつかむとうまく出来て楽しい1日でした。
また参加したいです。
初めての参加だったですが、つり取りから工作まで、とても丁寧に教えていただいたので、楽しい1日を過ごすことができました。今回自然の中で楽しく過ごせた事を感謝しています。ありがとうございました。また機会があれば参加させていただきたいと思います。
美味しい昼食ごちそうさまでした。参加費200円は、赤字ではないのですか?つる工作とても良い勉強になりました。ありがとうございました。


ドングリ拾い 2006年11月5日

 気持ちの良い秋晴れの下、子どもの森雑木林にて、ドングリ拾いが実施できました。ドングリの苗木を育て、山へ戻す事で、「森づくり」を参加された方自身でやってもらう企画です。

スケジュール
 9:00 門川役場駐車場にて参加者受付
10:00 現地まで移動し、オリエンテーション
10:20 樹木博士とドングリ拾い
11:20 治水の学習
11:50 昼食
12:50 ドングリ・クイズと苗木の育て方
14:00 アンケート回答後、解散

《音いくつ》 樹木博士に入る前に、音いくつ(ネイチャーゲーム)を行って、気持ちを森林の中へ溶け込ませました。参加された方に、風の音や鳥の声、川の音が聞こえてきました。
《樹木博士》 森林インストラクターの大野さんの案内で、雑木林から植樹地の前を通って、そして丸太橋を渡って棚田跡へ約1kmを歩き、山に生えている樹木の名前を教えてもらいました。樹木博士と一緒に、クヌギ・アラカシ等のドングリを拾っていきました。

大野さんによる樹木の説明 木の葉の香りを確認、樹木の名前を記録
栗もみつけたよ ドングリどこかなぁ

《治水の学習》 雑木林の中の腐葉土と砂を使って、土が水を吸い込む力と水を土中の留める力を実験で観察しました。そして、森林の持っている治水能力により、大雨が降っても、降った雨が一気に川へ流れこまず、森林が雨を小出しに川へ流していること学習しました。(だから、川の水は枯れません)

ペットボトルで治水実験 丸太橋を渡ってドングリを探しに

《昼食》 各参加者が持参したお弁当を、好きな場所にシートを張って食べました。でも、時間が経ったら、森のベンチにみんな集まって来て、おしゃべりが始まりました。
《ドングリ・クイズ》 午後のスタートも音いくつから入りました。午後は、朝とちがう音が聞こえてくるはず・・・・。心が落ち着いたところで、ドングリの不思議をクイズ形式で学習していきました。このクイズで、ドングリを土に埋めて、芽を出させるための知識を覚えていきました。

《苗木の育て方》 参加者に、紙製苗ポットとトウモロコシ澱粉でできた苗木鉢、腐葉土を配りました。ドングリを紙製苗ポットで芽をださせ、双葉になったら苗木鉢に移植して育てます。2年後には、育てたドングリの苗木を山へ戻す予定です。苗木育成の鉢は、成分解性澱粉樹脂(とうもろこし)でできていて、土壌微生物により分解されて、2年後には自然に戻る環境にやさしい製品です。昨年に続いて、開発元の有限会社エフケー殖産(宮崎市大字芳士492-6)様より無償提供していただきました。

参加者に渡したドングリ育苗セット 紙製苗パットにドングリを植えます

:*´*☆彡 参加者感想 。★彡*

天気の良い秋の日に、楽しい勉強ができてよかったです。
たのしかった。
どんぐりを拾うことも、森に来ることも最近減っていたので、とても良い体験ができました。森の空気を吸うこともでき、気分もリラックスできました。また機会があれば参加できればいいなと思います。
一人一人が、真剣に捉えて、向かい合っていかなければならない(環境)問題だと思っていますが、なかなか行動にできませんでした。とても、すがすがしい気分になり参加できて大変良かったです。少しでも(活動が)広げていければいいですね。
たのしくておもしろかったです。
森の中で過ごすことがなかなかないので、大変貴重な体験をさせていただきました。
今からもっと、(森づくりは)必要なことだと思います。


デイキャンプ 2006年8月12日

《プログラム》
 9:10〜 オリエンテーション
 9:20〜 ネイチャーゲーム
11:30〜 昼食作り(箸作り、飯盒炊飯、焙り焼きソーセージ)
13:00〜 昼食
14:00〜 森の工作、バームクーヘン作り
16:20   解散

キャンプ場 西門川三ヶ瀬地区(子どもの森ほだ場)
参加者数 43人(今までの環境プログラムの中で最高)

天気 今までの環境プログラムの中で最も好天
取材 わぃWaiTV・ワイワイネットから取材撮影がありました

 子どもたちへの環境教育の一環として、また成人には環境への啓発の場として、自然環境を遊びながら学んでもらうために、ディキャンプを実施しました。ネイチャーゲームでは、自然をさまざまな感覚や心を通じて理解し、自然と自分が一体であることを学びます。飯盒での炊飯、釜戸でのソーセージ焼き、森の工作やバームクーヘンを作る等、自然の中で非日常的な体験をします。

1.ネイチャーゲーム

集中力を高めて音を聞き分けています

 宮崎県ネーチャーゲーム協会の古田さんと黒木さんが、ネイチャーゲームの案内人です。今日のネイチャーゲームは、@音いくつ、Aカモフラージュ、Bフィールドビンゴ、Cミステリーアニマルの4種類です。

@音いくつ
 ネイチャーゲームの導入にするゲームです。森の中にはたくさんの音があります。蝉の声、鳥の声、川のせせらぎ、風で木葉が揺れる音などなど。精神を集中して、いろいろな音を聞きわけます。集中力が高まったところで、次のゲームへ入ります。

Aカモフラージュ
 森の中に置いてある人工物を探すゲームです。さり気なく人工物が置いているだけなのに、半分位しか見つられません。もう一度探しましたが、やはり全部は探しきれませんでした。なぜ、見つけにくい物と見つけ易い物があるかをみんなで考えました。
 

  森の中に存在しない形の物は見つけ易い、森の中に存在する物と形が似ている物は見つけ難い。
最後に全員で全ての人工物を確認します 見つけやすい物と難しい物とに分類します

自然界にも見つけ難い虫等が居ます

 自然界には周りと同じ色と形の(カモフラージュしている)虫が居るのは何故かを理解するゲームです。

ビンゴカー

Bフィールドビンゴ
 ビンゴカードにある自然アイテムを探します。視覚・聴覚・嗅覚・触覚などを使って、自然を体全体で感じるゲームです。ビンゴが何列できるかも楽しみです。
見つけた自然アイテムをマークします ネイチャーゲーム案内人の古田さん


Cミステリーアニマル


黒木さんがミステリーアニマルを説明します

 黒木さんが言葉で、川の中に生息しているある虫の説明をします。最後まで説明を聞いて、イメージした虫を参加者各自が書きます。色々なミステリーアニマル(イメージした虫)の絵できあがりました。

ミステリーアニマルの特徴
 頭が横に楕円形で両端に大きな目がついている。頭には、2本ひげがある。
 胴は縦の楕円形で左右に3本づつ足がついている。
 お腹は胴よりもっと縦に長い楕円形で横向きに縞模様がついていて、スカートのひだのようなものが左右6個づつ重なりあってついている。
 お尻に2本の尻尾がついている。

それぞれミステリーアニマルを書いています


ミステリーアニマル・ギャラリー
   

そして、ミステリーアニマルを、川の中に探しに行きました。

川の中でミステリーアニマルを探します 正体はカゲロウの幼虫でした


 詳しくネイチャ-ゲームを知りたい方は、こちら(日本ネイチャーゲーム協会)から。

2.昼食


小刀で竹の箸作り

 ネイチャーゲームが終了したら、参加者全員でお昼ご飯の用意をしました。
 まずは、自分の使う箸作りです。あらかじめ用意していた竹串を小刀で箸に加工してもらいました。
 次に、飯盒を使っての炊飯です。飯盒には、油ススが付かないように、水に溶かしたクレンザーを表面に塗って火にかけます。焦げ付けだけに注意すれば、火加減や水加減は、そんなに神経質にならなくても大体でOKです。
 そして、おかずの焙り焼きソーセージを作りました。ひき肉5Kgとタマネギ・セロリ等の野菜と練りあわせ、竹の串に薄く付着させ、火に焙って焼き上げます。事前に、焙り焼きソーセージは試し作りはしていませんでしたが、結構うまく作れました。


釜戸に火起こし

釜戸で飯盒炊飯(煙がすごかった)

ソーセージの生地作り

ソーセージの生地を竹串につけます

直火でソーセージを焼きます

焙り焼きソーセージの完成

飯盒のご飯をよそってやっと昼食です

美味しそう

3.森の工作とバームクーヘン作り

 お昼ごはんを食べ終わったら、森の中にある折れた小枝などを使っての工作と、釜戸でのバームクーヘン作りをしました。森の中には自然素材がたくさん落ちています。釜戸では、クヌギ等の枝を薪として使用しました。自然の物を有効利用をしていきます。森の工作物が、参加者お土産となりました。

森の工作
バームクーヘン作り

 遠くで雷が鳴りはじめ夕立が来そうだったので、予定より30分以上早く終了解散となりました。

:*´*☆彡 参加者感想 。★彡*

 とても楽しかったです。
 また、参加したいです。
 とても楽しく過ごす事ができました。ありがとうございます。小さい子どもがいましたが、お世話になりました。
 ソーセージが美味しかったです。とてもよい思い出になりました。
 今回は、大変貴重な体験をさせて頂きました。子ども達は、帰りの車内、帰宅後も、今日の出来事を興奮気味に話しています。内容が大変よかったです。親子で楽しめることが出来ました。参加費はアップしてもいいのでは?と思いました。


杉の枝色鉛筆(森の工作で)

デイキャンプの準備2 2006年7月30日

 2週間後に迫ったデイキャンプの準備をしました。今日は、会員以外のサポータが4人も参加してくれました。夏の暑い1日でしたが、山は日陰に入ると涼しいですよ。
@飯盒での炊飯とあぶりソーセージ、バームクーヘン作りのための石とブロックの釜戸の設置。試しに今日のお昼ご飯は、釜戸で使って、飯盒で炊飯しました。goodでした。
Aトイレの設置
Bネイチャーゲームのために、ほだ場を片付けて広場の確保。
Cお昼ご飯で必要になる箸とヘラを、竹で荒製作。(デイキャンプで、参加者に仕上げてもらいます)
D丸太橋製作(梅雨の大雨で丸太橋が流されていました)

森の工作は、杉の小枝色鉛筆を作ります。流木杉や枝打ちした杉枝がたくさんあるので、事前に小枝を準備しなくて大丈夫のようです。


今日の昼ご飯用の箸作り

石の釜戸で飯盒炊飯

美味しく炊飯できました

丸太橋製作

箸とヘラの荒作り

川でスイカを冷やしました


デイキャンプ準備 2006年7月20日

 フェニックス宮崎ネイチャーゲームの会から、古田さんと長友さんに来ていただき、デイキャンプで予定しているネイチャーゲームの打ち合わせをしました。フィールドの状況をチェックして、どのゲームが向いているか検討してもらいました。
 ゲームの候補として、カモフラージュ、ミステリーアニマル、ネイチャービンゴ、宝さがし・・・・どれも楽しそうなゲームのようです。

川虫を探しています。川虫もネイチャーゲームに取り入れることができます⇒



バードウオッチング 2006年6月24日


野鳥のブローチ

 天気予報のとおり、昨日からの雨がバードウオッチングの朝にも降り止みませんでした。そんな天気でしたが、子ども6人、大人4人、会員6人の計16人の参加で、雨中の探鳥会(バードウオッチング)を開催しました。
 受付時に、今回の参加記念として野鳥のブローチを参加者全員に配りました。このブローチは、今日のために手作りして準備していました。参加された方は、このブローチのプレゼントをとても喜んでくれました。

1.バードウオッチング
 クリエーティブセンター門川の駐車場端にある五十鈴川河口を見渡せる東屋から、双眼鏡を使って、探鳥をしていきました。まずは、双眼鏡の使い方の説明が猪崎先生(日本野鳥の会宮崎県副支部長)からありました。その後、参加者が思い思い野鳥を双眼鏡で探していきます。鳥が見つかると、猪崎先生が説明をしてくれます。途中雨が止み、東屋から離れて鳥を探しました。

 雨で、しかも山間部に降った雨で川の水位も上がってきた悪条件では、野鳥は、なかなか見つかりませんでした。先週、草刈りした場所まで行っての探鳥ができず、予定していたバードウオッチング後の清掃活動もできませんでした。

※今日のバードウオッチングで観察できた野鳥
ゴイサギ、ダイサギ、コサギ、アオサギ、トビ、ハクセキレイ、セッカ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトカラス、カワセミ、ヒメアマツバメ、チュウサギ、ササゴイ


東屋の中から探鳥

途中一時雨があがりました

バードウオッチングをした五十鈴川

アオサギを皆で見ています

2.野鳥はともだち


野鳥の説明をする猪崎先生

 1時間位バードウオッチングをした後、室内に移って雨天時のプログラム「野鳥はともだち」を猪崎先生の講演兼司会で、約1時間30分にわたり実施しました。
@今日観察できた野鳥の説明
 今回のバードウオッチングで観察できた野鳥の特徴の説明がありました。
A「モノサシドリ」ってどんな鳥
 観察した鳥の大きさ等を推測するのにモノサシドリを使います。スズメ、ドバト、カラス等一般的に誰もが知っている鳥がモノサシドリとなります。図鑑には、鳥の体長が記載されているので、スズメより大きくてハトより小さい鳥を観察したら、その体長から鳥を特定できます。
Bひなを拾わないで
 鳥のひなが、巣から落ちていたりしても決して自分で育てようとしない。ひなの近くには親鳥が必ず居ます。親鳥は、ひなに2、3時間のペースで動物性餌(芋虫等)をひなに与え、野生で生き延びることをおしえます。そのような事は、人間がひなに対してすることは不可能です。鳥のひなを見つけたらそっとしておきましょう。
Cミステリーアニマル
 猪崎先生が言葉で鳥の説明をします。最後まで説明を聞いて、イメージした鳥を参加者各自がスケッチします。色々な鳥のスケッチができあがりました。まさに、ミステリー。

D野鳥クイズ
 野鳥に関するクイズをゲーム形式で実施しました。正解者で猪崎さんとジャンケンをして、勝者には賞品が渡りました。


参加者は説明をメモにとります

野鳥クイズ
ミステリーアニマルでの作品 ※同じ説明を聞いても違う画をかきます。きっと、鳥のイメージが皆違うのでしょうね。※

:*´*☆彡 参加者感想 。★彡*

 初めてでしたが、とてもおもしろかったです。
 参加してよかったです。毎日一回、少なくとも鳥をみないことはありません。時々珍しい鳥をみかけると、「どこから来たの?」「名前は?」と話しかけたくなります。「君の事を知らなくてゴメン」が今回の参加動機です。
 色々な鳥がみれてよかったです。!

 いろいろな鳥がいたことに、びっくりしました。
 楽しいひとときでした。
 楽しく勉強ができました。子供も興味深々でした。良かったです。


バードウオッチングの準備 2006年6月18日

6月24日に、バードウオッチングをする五十鈴川河口の草刈りをしました。今回、初めて草刈機を使用する会員は、草刈りの練習をしてから、いざ実践。草刈りの途中で、釣り糸が草刈機の刃に絡まり、草が刃から離れず中断することがありました。一部の心無い釣り人が釣り糸を捨てていると思われます。釣り糸や釣り針による野鳥への被害があることを考えて欲しいものです。
 約2時間の草刈りで、なんとか歩道が確保できました。バードウオッチング当日は、雨が降らないことを祈りながらの草刈りでした。


初めて草刈機を使いました

ここがバードウオッチングの場所です


環境問題を考える講演会 2006年2月4日
 クリエーティブセンター門川 午後7時開会

1.子どもの森活動紹介
 今年1年間の「雑木林の整備(萌木きり、ベンチとテーブル、堆肥置き場、歩道と階段)」と「環境プログラム(森づくり、つる取りとつる工作、バードウオッチング、森の自然工作)」を中心とした活動紹介と、今後の活動予定(植林、棚田復活、小学校での椎茸菌打ち)を紹介しました。


子どもの森活動紹介

つる工作と自然工作の作品展示

2.講演 岩倉尚哉さん

 UMK天気番組解説者で気象予報士の岩倉尚哉さんに、「地球温暖化と自然保護」と題して、講演をしていただきました。

 海面上昇により国土水没の危険性がある南太平洋の島々の話や台風の大型化、北極の氷河減少、宮崎市と五ヶ瀬町の平均気温の上昇、局地化する雨等、地球温暖化が進んでいることについて話がありました。人間が自然を保護するのは、人間のおごりであり、人間が自然から保護されているのではないかと問われました。
 車での移動や電化された生活など、人間は便利で楽な事を捨てられないのも事実あるが、自分のやれる範囲で自分のやれる事を実践して行くべきで、子どもたちへの環境教育も子どもの育成の立場からも大切なことではないだろうかと提言がありました。
 その他に、ご自分の環境保護のボランティア活動実践についての紹介もされました。

 講演会には、小学5年生から60歳を超えた方まで幅広い年齢層の方々で、21名の参加がありました。参加された皆さんは、一様に環境問題には関心の高い方々で、岩倉さんの話を熱心に聞き入っていました。


講演中の岩倉さん

台風のメカニズムの説明

:*´*☆彡 参加者感想 。★彡*

 台風の通る進路によって風向きが違うことが詳しくわかりました。今後の対策に利用したいと思います。自然保護、地球温暖化について、わかり易く説明してくださり今後、自分にできる事を考えて行きたいと思います。
 わかり易いお話でよかったです。いろいろな活動をされているんだなぁと思いました。
 環境問題に関心があったので、大変良い勉強になりました。
 地球温暖化は、エネルギー消費量が大きな原因である。

 参加者の方々から、子どもの森への活動支援金を計5700円寄付していただきました。ありがとうございました。