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CANPANからの取材 2009年12月1日

 日本財団経由で株式会社ウィル・シードが寄金をした団体においての寄付金の使い道や、寄付先の団体の活動状況、これからの活動方針等を取材するために、CANPAN−NEWS編集長の本司有香さんと構成作家・ライターの宗像純登さんが、子どもの森に取材にこられました。
 お二人は、9時57分着の電車で到着するので、駅まで迎えに行きました。駅で名刺交換をして、さっそく子どもの森の活動を紹介するために、森づくり活動を実施している「子どもの森1号地」と「GOCANの森」に案内しました。
 森づくり活動を初めた経緯や現在の活動状況を説明して、会員の楽しみとなっている椎茸ほだ場で椎茸栽培の話等をしてから、活動拠点である森の学舎に向かいました。「子どもの森1号地」では、本庄さんが転んで足を木の根っこにぶつけたり、「GOCANの森」では、滑るのを気を付けながら展望所まで登って行きセンダングサが体中にくっついたりと体当たり取材みたいになりました。
 森の学舎では、お茶を飲みながらの聞き取り取材が行なわれ、浄化槽修繕と森の学舎土地借用代として寄付金を使ったこと、森の学舎で実施している環境プログラムや環境文庫のこと、これから子どもの森をどう発展させて行きたいか等々を話をしました。また、個人の社会貢献や企業の社会貢献についての意見交換も行いました。
 ひと通り取材が終ったのは14時過ぎで、一緒に遅めの昼食を食べ、そして次の団体取材のために15時42分発の電車で宮崎市に向かうお二人と駅でお別れをしました。

子どもの森1号地の散策 森の学舎での取材の様子
森の学舎の説明 一緒に記念撮影

 かた苦しい取材ではなく、子どもの森を見学に来られた方を案内する様な和やかな雰囲気で取材が進んでいきました。また、お二人は、門川のお土産として森の学舎の川向の地元農産物直売所で自然薯と干し椎茸を購入されました。

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2009年度活動への助成等 2009年11月

本年度の活動に対しての助成等を報告します。

*セブン-イレブンみどりの基金
 森の学舎で実施する活動の基盤整備として2連式かまどと小屋2棟の建築資材費他。

*宮崎県森林環境税「森林づくり活動」
 活動拠点である森の学舎裏山の手入れがされていない竹林の一部を、子どもが入り遊ぶことができる広葉樹の林に再生し、人や動植物にやさしい自然環境と水源かん養や災害の防止など森林の公益的機能の維持増進を図る森づくり。森の学舎と活動のフィールドを一体的に活用し、親子を対象とした森林の持つ公益的機能等も視野にいれた森林づくりへつなげる体験型環境学習。

*宮崎県森林環境税「森林づくり活動の高校生等への普及啓発」
 一昨年度に植樹を実施したGOCANの森においての門川高校生と協働した下草刈。

*門川町まちづくりプレーヤー支援事業
 森の学舎で実施する環境プログラムと森の学舎への五右衛門風呂の作成費用。

*連合愛のカンパ
 昨年に引き続き、子どもの森の活動へのカンパ。薪ストーブの購入を予定。

*NPO・ボランティア活動人材育成・体験プログラム開発助成事業
 昨年に実施した「森づくりボランティア養成セミナー」の継続開催。

*イオン黄色いレシート
 マックスバリュー南延岡店、ホームワイド出北店、ジャスコ日向店、ホームワイド財光寺店での黄色いレシートキャンペーン箱に投函されたレシート金額の1%相当額の物品が活動全般に寄贈。


かまど小屋とふろ小屋
(セブン-イレブンみどりの基金)

森の学舎裏山の竹林の整備
(宮崎県森林環境税「森林づくり活動」)

GOCANの森下草刈(宮崎県森林環境税「森林づくり活動の高校生等への普及啓発」)

五右衛門風呂
(門川町まちづくりプレイヤー支援事業)

連合宮崎事務所でのカンパ授与式
(連合愛のカンパ)

昨年度の開催した森づくりボランティア養成セミナー(NPO・ボランティア活動人材育成・体験プログラム開発助成事業)


宮崎県自然保護推進員大会での事例発表 2009年10月18日

 宮崎県主催の自然保護推進員大会にて、横山理事長により子どもの森の活動の事例発表がありました。持ち時間の30分の内、活動報告に20分と質疑応答に10分で、ちょうど予定していた時間通りに終りました。
 自然保護推進員大会での基調講演では、宮崎野生植物研究所の南谷先生の「希少野生生物の保護について」がありました。宮崎県の植物の多様性と滅びていく植物、植物を絶滅する原因に鹿被害が増えてきた事の話がありました。綾の照葉樹林は、鹿被害により下草やドングリの苗木が存在しないため、将来ドングリができる照葉樹林が消える事が予想されると話がありました。また、希少植物を守り地域おこしにつなげて、自然保護を進める必要もあるとの提言もありました。
 横山理事長の事例発表では、活動を通して多様な植物を見かけることが多くなったことや、カンアオイの園芸採取(盗掘)の痕跡を見つけたとの話がありました。


横山理事長の事例発表

南谷先生の基調講演


門川町省エネルギー推進委員会での活動発表 2009年10月15日

 門川町で開催された省エネルギー推進委員会にて、横山理事長による子どもの森の活動の事例発表がありました。持ち時間が15分だったのですが、25分も時間を使ってしまって、とても省エネルギーではなかったようです。反省しています。(^_^;)


委員会の様子

活動発表


森林環境税意見交換会 2009年10月3日

 日向総合庁舎で森林環境税の理解促進のための意見交換会がおこなわれ、子どもの森が森林環境税の支援による森づくり活動の事例発表をしました。
 宮崎県では、県民共有の財産である森林を健全な姿で将来に引き継いでいくため、平成18年4月に「森林環境税」を導入して、ボランティア団体や企業等による森林づくり活動の支援、災害に強い森林づくりや花粉の少ないスギの研究開発などに取り組んでいます。年税額は、個人(住民税納税者)が500円、企業が法人県民税均等割5%で、税収規模は約2億8千万円です。
 森林環境税は、4年間の時限県条例であるため本年度で見直しが必要となります。来年度以降も、県民参加の森林づくりの一層の推進を図るために、県内各地域(8会場)における意見交換会を開催しています。森林環境税を継続するか否か、税額について、税使途の改善などの有意義な意見交換が進めばと思っています。


横山理事による事例発表

意見交換会の様子

 森林環境税による政策だけでは、健全で多様な森林づくりを進め豊かな森林環境を守るのは無理だと思います。他の政策と有機的に相互作用することも大事であり、県民による主体的な自然環境問題への取り組みと、スギの拡大人工造林や大規模な開発による自然破壊を見直すことも、県民共有の財産である森林を健全な姿で将来に引き継いでいくために必要なことです。

平成21年度通常総会 2009年4月25日


第8回(平成21年度通常)総会

森の学舎にて、15人(委任状含み)の出席者で、平成21年度通常総会が開催されました。

今年度の活動方針案として、
1.環境啓発(環境プログラム)への取り組み
 ・川をたのしくきれいにしよう
 ・川をたのしく親しもう
 ・宿泊型自然体験活動
2.森づくりボランティアの育成
3.森林づくり
 ・GOCANの森(門川高校演習林での平成18年度植樹後の育林作業)
 ・子どもの森1号地(平成17年度植樹地の育林作業)
 ・森の学舎裏の竹林整備
4.森の学舎の活用と整備
5.椎茸栽培
6.加盟団体(みやざき森づくりボランティア協議会)
7.NPO等委託・助成事業への公募
8.その他
 ・本年度の会費は5,000円、特別会員の会費は1,000円となりました。
 ・森の学舎使用や旅費交通費の内規の配布をする。

※平成20年度収支計算書等は、情報公開のページを参照して下さい。

ミーモの森から風の唄 2009年3月28日


左から 樋口さん、下登アナ、ミーモ、村山アナ、横山理事

 3月28日に、都城市関之尾町の市有林(0.87ヘクタール )に、MRTの企業の森づくりとして、キープみやざきビューティフル・ミーモの森植樹祭が行われました。この植樹祭の模様が、MRTラジオ特別番組『ミーモの森から風の唄』で、放送(12時から13時54分まで)され、横山理事が、ゲスト・コメンテータとして出演しました。

《横山理事談》

 直前に台本が届き、事前に質問に対する回答を考えて本番に臨みました。放送当日は、1時間前にスタジオに入り、簡単な打ち合わせの後、放送開始を待ちました。もう一人のゲスト・コメンテータのドングリ1000年の森をつくる会の樋口会長さんと村山耕一アナウンサー、下登彩アナウンサーとの4人で、現地との中継を交えてトーク番組風に進んでいきました。
 番組に、お土産に持っていった子どもの森環境プログラムで作っていたドングリ工作が、スタジオ内の皆さんに大変好評で、番組の中でトークのネタになりました。また、ドングリ・ペンダントを着けていたのですが、これまたトークのネタになりました。二つのアイテムに対しての台本にない突然の村山アナの質問に、アタフタ(汗)。準備していた子どもの森の紹介がほとんど言えなくなってしまいました。でも、ドングリのおかげかな?スタジオの中は、ほんわかした感じになりました。
 ミーモの森は、植樹した人たちによって下草刈等の作業も行われ、誰もが気軽に入ることができる森になって欲しいと、最後にまとめさせていただきました。


またまた面白い標識

 森の学舎までの道端に、面白い落成注意の標識があります。お猿さんとイノシシさんが歩くことで落石があるそうです。本当でしょうか??森の学舎に向かう時に、注意して探してみてください。けっこう沢山ありますよ。


MRTラジオ「バリッと朝!〜われらフォレストサポーターズ」 2009年2月11日

 MRT宮崎放送ラジオ「バリッと朝!〜われらフォレストサポーターズ」の電話収録が、1月28日ありました。放送は、2月11日(祝日)10時30分から約5分間でした。

《放送内容》
  番組を音声でお聴きください。
 

  オンエアされた放送が聴けます(MP3形式) 4分21秒


株式会社ウィル・シード様からの寄付 2009年1月

寄付先の
株式会社ウィル・シード様
Webサイト
 昨年の年末に、日本財団経由で「株式会社ウィル・シード」様より40万円の寄付金を受けることになりました。日本財団コミュニテーサイトCANPANにて『【必見!環境系団体!緊急大募集!】80万円(最大)寄付のご案内』を見て、森の学舎の運営費(町よりの土地借用代年間11万4千円・水道光熱費・浄化槽管理費など)を寄付金使途として応募してみました。こんな寄付金使途理由では無理だろうと、まったく期待していませんでしたので、寄付先として子どもの森が決まったとメールをもらったのには、もうびっくりでした。
 今回の寄付は、「市民活動と企業の寄付のあり方を探る」モデルプロジェクトでの寄付になります。企業が市民活動団体への寄付を消極的になる背景には、市民活動側の情報発信、つまり寄付されたお金がどう社会に成果を出せたのかが見えないという課題があります。そのような課題を解決し、企業がパートナーとして市民活動に参加できるモデルとなるような情報発信を行うことになります。
 株式会社ウィル・シード様、ありがとうございました。