ホームニュース>2006年のニュース

宮日新聞取材「STOP温暖化チャレンジキャンペーン」  2006年12月14日

 宮崎日日新聞社と宮崎県地球温暖化防止活動推進センターが実施している「STOP温暖化チャレンジキャンペーン」の広告記事に、環境問題に取り組んでいる団体の活動紹介を掲載しています。そして、キャンペーンに参加してもらう家庭を募っています。この広告記事に、子どもの森の活動紹介を掲載するための取材を受けました。文章能力が足りないため巧く説明できませんので、こちらのHPを閲覧してください。どんな内容かわかりますよ。
 「STOP温暖化チャレンジキャンペーン」の広告記事は、毎月第4日曜日に掲載しているため、子どもの森の活動紹介は、来年1月28日か2月25日に宮崎日日新聞に掲載される予定だそうです。


助成金の決定 2006年12月

本年度に、受けることになった助成金の報告をします。

1.宮崎県ボランティア基金「ボランティア活動費助成事業」
 宮崎県ボランティアセンターのボランティア活動への振興・促進を図ることを目的としている「ボランティア活動費助成事業」の助成が決定しました。
 助成対象となったのは、環境プログラムの「ディキャンプ、ドングリ拾い、つる取り&つる工作、環境を考える講演会、産業体験(椎茸栽培)」の事業費の2/3です。

「ボランティア活動費助成事業」助成金で購入したタープ ⇒


 
2.森林環境税「森林づくり活動支援事業」
 県民参加の森林づくりを一層推進するため、森林ボランティア団体等の育成や県民の知恵と行動力を生かした県民公募型の森林づくり活動に対する支援を行うとともに、企業や団体等の参画した社会貢献のための森林づくりを支援することを目的としている「森林づくり活動支援事業」の助成が決定しました。
 助成対象となったのは、台風で植林されていた杉が流された門川高等学校の演習林(約0.1ha)に広葉樹を植樹することで、自然環境の復元を図り水源の涵養や災害防止など森林の持つ公益的機能の再生を図る活動の事業費の3/4です。

「森林づくり活動支援事業」助成金で
購入した道具

がまこう庵を訪ねて 2006年11月29日

 2月に実施する「環境問題を考える講演会」で、講演をお願いしている蒲生芳子さんと講演会の打ち合わせをするために、蒲生さんが店主をしている「がまこう庵」に行ってきました。

《蒲生芳子さん》
 もともと公務員だった蒲生さんですが、仕事で椎葉村に生活したのが大きな転機になったそうです。 モットーは「ゆっくり」。現在「そばやのおばさんのエコロジー」という名前で、様々な循環と取り組みながらエコロジー活動を行っている。
 エコネットみやざき代表、ひむか菜の花エコプロジェクト代表、宮崎県地球温暖化防止活動推進センター運営委員長、他。
がまこう庵 隣のCafe

 「がまこう庵」は蕎麦屋で、都城市の高千穂峰の麓で鹿児島県との県境近くあります。「がまこう庵」の周りには、蒲生さんが作り上げた自然の庭みたいなビオトープがありました。このビオトープで、命、水、植物など多くが循環し、蒲生さんのエコロジーの取り組みがなされていました。
 建物も古い民家を移設してきたそうです。下写真の家屋は、昭和10年代の物だそうです。建物も循環(古い物を大事にする)の心がありました。

店から出る雑排水を竹炭で浄化し、小川や沼地、池などを配したビオトープ

森づくりボランティア女性リーダーの集い 2006年11月25日

 宮崎県と社団法人宮崎県緑化推進機構が進めてきた森づくりボランティア女性リーダー養成講座が、今年で4年目を迎えました。その間、第1期生から4期生までの延べ89名の女性リーダーの養成が終わりました。
 第1期生は、養成講座終了後に、ボランティア団体「MFV会」を立ち上げ、高原町に「どんぐりいろいろ園」を作り活動しています。また、子どもの森と同じく「みやざき森づくりボランティア協議会」に加盟をしています。しかし、養成講座が修了した受講生の森づくりへのボランティア活動が、あまり活発に行われていないらしく、これからの森づくりボランティアに対する取り組み向上のために、今回の集いが開催されたようです。そして、子どもの森の横山理事長が、パネルディスカッションでパネラーとして参加しました。

 パネルディスカッションでは、今後の森づくり活動について、森づくりボランティア女性リーダー養成講座修了生とパネラーとで、活動に対する意見交換ができました。修了生の皆さん、森づくりボランティア活動への取り組み、一緒にかんばりましょう。

1.開会
2.あいさつ 坂本成海(宮崎県環境森林部自然環境課課長)
3・講演会 演題:森づくりとボランティア 石田達也
4.パネルディスカッション 服部文明(社団法人緑化推進機構常務理事)、圖師哲夫(みやざき森づくりボランティア協議会会長)、横山謙一(特定非営利活動法人子どもの森理事長)、廣津和夫(宮崎県環境森林部自然環境課豊かな森林づくり担当主幹)、石田達也(特定非営利活動法人宮崎文化本舗代表理事)
5.閉会


『水と緑の森林づくり』県民ボランティアの集い 2006年10月29日

ところ:西都市「向陵の丘」
主 催:宮崎県
協 力:西都市、児湯広域森林組合

 昨年に引き続き(昨年は「みやざき悠久の森づくり」県民が集う育林祭」)、森林づくりボランティアの集まりに参加しました。 しかし、今回の参加は特別です。横山理事長にて、子どもの森の活動発表がありました。 式典は、10時から1時間ありました。その中で、主催者・来賓者あいさつや、育林・緑化・学校関係緑化優秀校の功労者表彰、森林づくり決意宣言などが行われました。横山理事長の活動発表にあたえられた時間は、10分間でした。
 式典終了後は、森林づくり活動です。私達のグループの森林づくり活動(下草刈り作業)は、人数も多いし皆さん良く働くし、夏と比べて涼しいし、斜面も急でないので、比較的楽でした。担当区域が終わったので、他の区域に応援に行ってきました。他のグループでは、予定していた参加者が来ずに人手不足で大変だったグループもあったようです。ただ、表彰を受けた功労者や来賓の方も、下草刈り作業で一緒に汗を流して欲しかったですね。やはり、みんなで森林づくりに取り組んでいかないとね。

プログラム
 10:00〜 式典
 11:00〜 森林づくり活動(下草刈作業)
 12:00〜 休憩 昼食 森林コンサート
 13:00〜 森林づくり活動(下草刈作業)
 14:30   解散


横山理事長の活動発表

森林づくり活動

横山理事長の活動発表の内容

おはようございます。子どもの森、代表の横山です。
今日は、私たちの活動を紹介させていただきます。どうぞ、よろしくお願いいたします。
まずは、私が何故、森づくり活動に関わることになったかと言うことからお話をいたします。
私の住んでいる門川には、北郷を水源とする五十鈴川が流れています。私は小さい頃、五十鈴川河口で叔母たちと一緒に、味噌汁の具にする蜆をよく取りに行っていました。夏休みには、毎日川遊びをしていました。そんな、きれいな川がいまでは汚れてしまい、遊泳ができません。もちろん蜆の姿もありません。下水などの生活インフラ整備をしないまま、山を削り無理な宅地造成により増加した住宅および事業所の排水などが大きな原因だと思われます。
そして、山に目を向けると、台風などの大雨は、山から時間をかけてゆっくりと川へ流れでていましたが、近年では、雨が降ったとたんに大増水し、雨が上がると川の増水は一気に減ってしまいます。つまり、山が治水の働きをせず、降った雨が、すぐに川に流れ出ています。そして、山からは、海に大量の杉や竹が流れ出ています。
これらの事は、皆さんご周知の通りだと思います。また、日本国内どこの地域でも同じような状況ではないでしょうか?
地球温暖化防止が世界で話し合われ、水没の危機にある南太平洋の小さな国や、大陸の砂漠の拡大など、世界的にも地球環境の悪化が叫ばれています。そんな背景からも、私たちは、今よりさらに悪化させた自然環境を次の世代に引き継ぐことをしてはいけないし、できるだけ良い自然環境を、次の世代に引き継ぐ責任があります。
こんな悪化した自然環境に対して、行政では決め手となる対策ができず、もはや人任せではなく、自分自信の問題として捉えなけれならない事に気づきました。では、自然環境を守り良くするために、自分自身で何ができるかを考えた時、同じ考え・気持ちを持つ仲間が集まって、各個人が時間を作ってボランティアで環境問題に取り組んで行くことから、始めなければならないと考えました。
以上の思いから、子どもの森へ会員として参加しています。
言葉で、環境問題に取り組んでいくと言えば簡単ですが、では実践をどうするかが、会の最初の課題でした。会の役員達は、色々な研修会に参加して勉強をしてきました。また、環境問題に取り組んでいる他の団体の活動に参加したりして、会の活動の方向性を模索してきました。その結果、植樹や育林など、荒れた山を保全整備して行く活動と、将来において自然環境を守って行くことになる次の世代への環境啓発を実践して行く事が会の方針として固まってきました。
では、ここ一年間の子どもの森の活動を紹介します。

《途中、省略》

最後になりますが、今までは、木材の生産量が多い森が良い森であったと思いますが、現在は、森の持つ環境も森の価値と判断される時代となってきました。しかし、森の持ち主に環境を作ってもらい、それを無償で使うわけにはいきません。何らかの形で、みんなで協力して、森の環境を作り守らなくてはいけません。
山村、森の多い国や地域は、森を守り育てる責任があり、都会、森の少ない国や地域は、その手助けをしなくてはなりません。全国的に森林環境税の導入が進んで、森林の環境を守る事が叫ばれてきて久しいですが、森の多い県や地域だけに森林環境を守ることを押し付けることにならないように、森林環境を作り守るための活動に、より多くの人が参加して欲しいと願っています。
以上で、子どもの森の活動発表を終わります。ご清聴、ありがとうございました。


環境教育賞主催者賞の受賞 2006年8月28日


表彰状を受け取る横山理事長

 子どもの森の環境教育・環境保全活動が評価され、コカ・コーラ環境教育財団より、『コカ・コーラ環境教育賞主催者賞』を受賞しました。
 11時30分より、同じく受賞をしたロキシーヒルと一緒に、ロキシーヒルの山小屋で授賞式があり、表彰状と副賞(1万円分の図書券)を受け取りました。

 コカ・コーラ環境教育財団は、環境関連分野に携わる人々への啓蒙、支援活動を行っています。財団設立と同時に事業活動として「コカ・コーラ環境教育賞」を創設。環境教育、環境保全に携わる個人・団体を支援するという趣旨に則り、特に青少年に対して環境教育を継続している個人・団体を表彰し、活動助成金を贈呈することによってその活動を支援しています。


MRTラジオ「土曜に乾杯」に電話出演 2006年6月3日

 竹井由美さんがパーソナリティーをつとめる「土曜に乾杯の元気印ここにあり!」コーナーに、横山理事が電話出演しました。これで、MRTラジオへの出演が3回目となりますが、やっぱり緊張しまくりでした。出演へのお礼が、番組スポンサーの「ぎょうざの丸岡」の餃子引換券です。うれしい(*^。^*) でも、一番近くのぎょうざの丸岡さんの店舗まで、車で2時間かかります(ToT)

餃子引換券

《放送内容》
(竹井パーソナリティー)今日の元気印さん、NPO法人子どもの森横山純子さんです。横山さ〜ん。
(横山理事)はい。
(竹井パーソナリティー)こんにちは。
(横山理事)こんにちは。
(竹井パーソナリティー)よろしくお願いいたします。
(横山理事)よろしくお願いいたします。
(竹井パーソナリティー)それでは皆さんに、子どもの森ご説明ください。
(横山理事)はい、・・・・・・・・

続きは、音声でお聞きください。

オンエアされた放送が聴けます(WMA形式) 4分10秒


宮崎日々新聞社の取材を受けました 2006年5月25日

 近頃、あるNPO法人で雇用者への賃金未払いや、補助金の目的外使用等の不正行為をあったそうです。寄付金や補助金により運営をしているNPO法人は、きちんと情報公開をしていかなくてはいけない。他の真面目に頑張っているNPO法人へ迷惑をかけるような行為をしてはいけないと言った理由で、「NPO法人しっかりしなさい」と警鐘を鳴らす記事にするそうです。
 理事を全員召集して、取材に対応しました。取材は、記者と理事長との意見交換の形式で行われました。取材が終わった後、理事連絡会を行いました。

※横山理事長と記者との意見交換※
 NPO法人は、人の雇用を前提とした事業活動(非営利)をする団体と組織的にボランティア活動をしている団体と二極化している。特に、事業活動を前提とした団体では、マネージメント能力が理事には必要となる。NPO法人が、行政の下請けとならないように、行政と協働して活動しなくてはならない。法人格取得が目的ではなく、社会からの信用を得て社会への責任を持って活動をするための手段として法人格を取得するのである。


MRTボランティア・ワールド生出演 2006年5月9日


左から 小畑アナウンサー
宮崎ボランティア協会の出水さん
横山理事  河野アナウンサー

お仕事中のディレクターさんを
撮らせていただきました

 MRT宮崎放送ラジオ暮らしのレーダーの各種ボランティア活動をしている団体や個人を紹介するコーナー「ボランティア・ワールド」に、横山理事が生出演しました。9時10分から約10分間の生出演でした。

 放送開始の9時前にスタジオ入りをして、打ち合わせもなく慌しくマイクの前に座りました。本番では、やはり緊張して思ったようには話が出来ませんでした。番組が終わってからも、心臓がドキドキしていました。でも、図々しく写真はバッチリ撮ってきました。(横山理事談)

《放送内容》
(アナウンサー)今日は、地域の自然環境を守り、子どもたちが身近な里山や自然と親しむ活動などを展開しているNPO法人子どもの森の横山純子さんにお話を伺います。
(アナウンサー)NPO法人子どもの森は、いつから活動をされているのですか?
(横山理事)平成15年の7月に設立し、平成15年の10月にNPO法人の認定を受けました。
(アナウンサー)活動内容はどのようなものですか?

  続きは、音声でお聴きください。
 

  オンエアされた放送が聴けます(WMA形式) 7分45秒


平成18年度通常総会開催 2006年4月22日

 門川町立中央公民館第2会議室にて、12人(表決委任含み)の出席者(正会員18人、賛助会員4人)で、平成18年度通常総会が開催されました。


熱心な討議

1.今年度の活動案として、
 森づくりボランティア協議会総会への活動への参加、
 バードウォッチング(午前中)五十鈴川河口周辺清掃活動(午後)、
 三ヶ瀬林道草刈り作業、
 しいたけほだ木起こし(H16年度コマ打分)、
 ディキャンプ、
 どんぐり拾い(苗づくり)、
 蔓切り&蔓工作、
 地元小学校でのしいたけコマ打ち体験、
 環境問題講演会の開催、
 森林整備(森林整備は、毎月第4日曜日に予定(他行事によって変更あり)作業時間は約3時間)、
 その他として、「棚田復活プロジェクト」(次年度)に向けての調査活動、活動の情報発信のためにWebページの運営と広報紙の発行、植樹の開催が、活動方針として決定しました。

2.新役員
 今年度の追加役員が、下記の通り決定しました。
  理事長:横山謙一  理事:田中公宜  監事:峯真理子

3.定款改定

 下記の通りの定款改定がありました。

改定前 改定後 理 由
第2条 この法人は主たる事務所を宮崎県東臼杵郡門川町大字門川尾末8541番地4に置く。 第2条 この法人は主たる事務所を宮崎県東臼杵郡門川町城ヶ丘2番2号に置く。 新理事長就任により、主たる事務所が移動するため。
第38条2 議事録には、議長のほか出席した議事のうちからその理事会において選任された2名以上の議事録署名人が署名押印しなければならない。 第38条2 議事録には、議長のほか出席した理事のうちからその理事会において選任された2名以上の議事録署名人が署名押印しなければならない。 定款の誤字訂正


総会後の親睦会

4.その他
 昨年度助成を受けた、日本財団と赤い羽根募金で購入した機材・備品等の説明がありました。
 また今年度から、特別会員精度をスタートすることになりました。同一世帯で2人目からの会員と社会人になっていない会員は、特別会員とし、正会員と同等ですが、会費が正会員の1/5です。

※平成17年度収支計算書等は、情報公開のページを参照して下さい。

 総会終了後、会員の親睦会を開催しました。