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宮崎市環境フェア 2007年12月8日

 12月8日、9日の二日間、宮崎市の生目の杜運動公園・はんぴドーム(ソフトバンクホークスのキャンプ地)で、宮崎市環境フェアが開催されました。
 8日に、みやざき森づくりボランティア協議会の一員として、どんぐり工作と森のことをもっと知ろうクイズを行いました。9日はパネル展示のみといたしました。子どもの森からは、横山理事が参加しました。


みやざき森づくりボランティア協議会のブース

ドングリ工作

遊学の森どんぐりで遊ぼう 2007年11月17日
(森林環境税を活用して宮崎県自然環境課が川南町の遊学の森で開催する自然体験講座)


林でどんぐりを探しています

 今日は、川南町にある遊学の森でのどんぐり工作の指導に行ってきました。
 お天気にも恵まれ、参加者も39名と指導にも力が入ります。講師は、MFV会の飯干さんと一緒なので、とてもこころ強かったです。まず、どんぐりころころ体操を行いました。どんぐりころころは3番まであるんだよ。みんな知っているかな?
 その後、どんぐり&落ち葉を拾いに森の散策にでかけました。途中、冬イチゴを発見して、ちょっと味見。「すっぱいけどおいしい」と食べていました。どんぐりは、先客(いのししさん?)に食べられていて少なかったけど、見つけるたびに、皆さん喜んで拾っていました。若い家族づれもあって、見ているだけでこちらがうれしくなりました。
 40分程散策したあと、いよいよどんぐり工作です。見本を参考にしてもらい、それぞれ思い思いの作品を作ってもらいました。皆さん素敵な作品が出来上がりました。


どんぐり工作

冬イチゴを食べてます

どんぐりころころ3番♪
どんぐりころころ 泣いてたら
なかよし子りすが とんできて
落ち葉にくるんで おんぶして
急いでお山に 連れてった

平成19年度みやざき森づくりボランティア協議会総会 2007年6月16日、17日

開 催 地:日向市ふるさとの自然を守る会(日向サンパーク・オートキャンプ場)
参 加 者:(研修会・宿泊・総会)横山理事・飯干・柏田・大野、(懇親会と総会)横山理事長、(総会)田中理事
参加団体:ロキシー・ヒル、MFV会、高千穂森の会、延岡アースデイ、子どもの森、水源の森づくりをすすめる市民の会、宮崎グリーンヘルパーの会、日向市ふるさとの自然を守る会、宮崎県自然環境課、宮崎県緑化推進機構

6月16日 研修(広葉樹の森づくり)

 講師:福里和郎氏(宮崎県林業技術センター育林環境部長)
 林業者の広葉樹造林の実態の説明がありました。一番多い樹種はケヤキ、二番目がイチイガシ等、用材や造園・植栽のための樹を造林している。やはり業者のやることであるので将来売れる樹を造林しているようです。これが良いのか悪いのか、杉の造林でないので良しとしよう。やっぱり、私たちボランティアでの造林の考え方とは一線を画すようです。
 山での樹木の生育状況には、表土の栄養素(麓に近い方が土地が肥えている)と土の層の厚さ(麓に近い方が土の層が厚い)に違いがあるため、山の麓、中腹、頂上付近では、適材する樹種が違うことを学びました。戦後の杉拡大造林は、適材樹木の知識がないまま行われ、同時期に大植林をしたのだから同じ時期に材として切り出すことになり、また木材輸入自由化と合間って、国産材木の価格低迷から杉が育林されず放置される結果となりました。その結果、現在のように治水のできない災害に弱い山となってしまい、日本の造林行政は間違っていたのだと改めて感じました。
 最後に、総会のホスト団体である「日向市ふるさとの自然を守る会の植樹地を見学しました。

参加者全員で「日向市ふるさとの自然を守る会」の植樹地を見学

懇親会

 みやざき森づくり協議会の総会は、必ず一泊して懇親会を実施します。もちろん今回も懇親会がありました。
 焼肉を焼いていたので途中から懇親会の輪に入りました。ここでハッと気が付いたことが、今回のホスト団体の日向市ふるさとの自然を守る会の会員で食事の準備をしているのは数名、後は他の団体(特に女性)。まだ日向市ふるさとの自然を守る会のメンバーは居るはずなのに。
 夜12時過ぎまで、話しが終らず懇親会は続きました。

懇親会の様子

6月17日 総会
(みやざき森づくりボランティア協議会HPより)


圖師協議会会長

1.会長あいさつ
 私たちは、何のために森づくりボランティアを実施しているのかを考えた時に、研修や活動を通して小さな努力が大きな山を作るんだなぁと思った。私たちが森づくりをするのに、何のために森づくりをするのかという、理念をしっかりと持つことが大切だ。
 また、多くの若い人がボランティアで参加してしてもらわなければボランティアが発展しないのではないかと思う。若い人にとって魅力のあるボランティア活動を考えなくてはいけない。汗ばかりかくのではなく、ボランティアが楽しみ、活動に行くのが楽しみとなると良いと思う。
 子々孫々に繋がる森づくりをして行きたい。各団体で悩んでいる事があったら意見を出して欲しい。

2.18年度決算報告、19年度予算案について
 「緑化推進機構補助決算書」を「森林づくり団体活動支援事業」に標題変更。
 会費未納の団体には、その旨連絡はするが会費を納入するか退会意志があるのかを、事務局からは進んで確認は取らない。団体の意志に任せることとする。
 意見:森林づくり団体活動支援事業で、協議会へ物品や費用弁償の形で補助されているが、金額に換算した場合の額を整理する必要があるのでは。

3.平成19年度の活動について
 下記の活動提案が出席者からでました。今後、具体的な実施内容については、理事会で検討されていきます。
・事務局を加盟団体に置くのは大変であるので、県緑化推進機構や県自然環課に任せたらどうだろうか?(会長)協議会は民主団体としてスタートしたので、行政主体で動かないようにとの考え方から現事務局体制となっている。
・宮脇昭さんの講話を研修としてはどうか。
・協議会主体の活動をやってもらいたい。協議会主体の活動は、加盟団体で持ち回りにしてはどうか。
・協議会が所有している道具を県北で管理する団体を決める。県央については、事務局で管理する。

4.役員改正
 会長:圖師哲夫(ロキシーヒル)
 副会長:樫本壽士(どんぐり1000年の森をつくる会)
 理事:横山謙一(子どもの森)、前原満之(水源の森づくりをすすめる市民の会)、岩倉尚哉(宮崎グリーンヘルパーの会)
 監事:児玉暁子(MFV会)、大野裕(日向市ふるさとの自然を守る会)


竹見野の樹 2007年6月3日

テーマ:初夏の里山探訪
参加者 :横山(謙)、吉田、後藤(昭)、後藤(裕)、横山(純)

 子どもの森の活動とは異なるのですが、自然環境を守りながら、自然の中で人々との交流ふれあいを楽しむ滞在型余暇活動(グリーンツーリズム)を提供する竹見野の樹(日高イセノさん主宰)へお邪魔しました。今日は、日高さんの知人限定の集いがありました。



 雨の中、炭焼き窯やパン焼き窯を見せていただきました。
 炭焼き窯には火が入っていて炭焼きの真っ最中でした。炭焼きには、約一ヶ月の日数が必要、最後の火入れが炭作り成功のカギだと日高さんより説明がありました。また、出来上がりの硬い炭が、燃える時間も長くガスの発生が少ない最良好の炭だそうです。

 竹見野の樹には、懐かしい里山での暮らしとイセノさんのセンスあふれる物がたくさんあります。初めて参加した会員も感激して、とても楽しい一日となりました。 里山や森づくりにもセンスが必要だと感じました。

「竹見野の樹」の探索中にお手伝い
お昼のお茶用のレモングラス収穫 ピザ生地作り

 参加された方の一品持ち寄りによるお昼ご飯中に、ミニコンサートがありました。

たくさんのオカズが用意されていました。 山本さんのコンサート。
お仕事は眼鏡屋さんだそうです

 毎週土曜日は、パン焼き窯に火を入れてパンやピザを焼いているそうです。時間の都合で、お手伝いしたピザが焼きあがる前に帰る時間になりました。残念!


里山竹林塾 2007年4月21日

 国富町中別府の「里山竹林塾」(村中田浩二代表)に行って来ました。「里山竹林塾」は、村中田さんの所有している竹林2ヘクタールを活用して、筍狩り・ミニ門松づくり・ドラム缶窯の竹炭焼きなどをしています。ほとんどの竹林が手入れがされず荒れている現在において、里山竹林塾の竹林は、間伐によりきれいに整備されて、今の時期は多くの筍が発生しています。
 りる・ふぉれすと四季の会の誘いで「里山竹林塾」でのスタードーム作りを手伝いました。

こんなにきれいな竹林ははじめて見ました 代表の村中田さん

 明日(4月22日)の日曜日に、筍狩りを開催するそうで、ボーイスカウトや一般の方が約100人参加するそうです。今日作ったスタードームは、筍狩りでお披露目となります。一度、宮崎グリーンへルパーの会でスタードームは作っていましたが、まさかまた作ることになるとは。

村中田さんが竹で部品を作っていました 組み立て作業は数人で行います
ビニールハウスの廃品を屋根にして
足を付けたスタードームができました
村中田さんからお昼ご飯をご馳走になりました

 2個のスタードームを作成しました。
 帰る時に、取りたての筍と湯がいた筍の真空パック、竹炭をお土産にいただきました。


スタードーム完成

日向市ふるさとの自然を守る会 2007年3月18日

 みやざき森づくりボランティア協議会で、一緒に加盟団体として活動している「日向市ふるさとの自然を守る会」の植樹祭が、日向市小原地区で9時〜11時に実施されました。門川高校から約30名と九州電力から約20名を中心に、地元の方やその他一般の参加者合計120名での活動となりました。
 植樹したのは、イチイガシ1000本と、何故か杉が200本ありました。植樹場所は、元々杉山だったそうで、山肌は、土が少なく石が多くありました。掘っても掘っても石がごろごろ出てくる場所もあり、やはり杉山は、広葉樹の山の様に、腐葉土ができていないなぁと感じました。

参加者は、バス3台に乗り合って集ってきました。
 甲斐会長さんからのあいさつの他、来賓あいさつetc、植樹指導の後に、植樹が開始されました。
 結構キツイ山斜面でした。小岩が多く、足元が滑りやすかったです。

りる・ふぉれすと四季の会 2007年2月3日

 宮崎県と社団法人宮崎県緑化推進機構が進めてきた森づくりボランティア女性リーダー養成講座の四期生で結成された「りる・ふぉれすと四季の会」(以降四季の会と略します)の始めての野外活動がありました。子どもの森の横山理事も養成講座四期生で、四季の会の会員です。
 活動場所は、宮崎市高岡にある四季の会会員の後藤さんの持ち山となるようです。約4ヘクタールの面積があり、杉が植林されている他、広葉樹としてクス、ヤマザクラ、アラカシの多い山です。牛小屋が移設され改修されています。ただし、窓枠だけで窓が入っていません。この牛小屋が活動の拠点に良いと思いました。今回は、竹の器を作っての昼食、チェーンソーの使い方、山の見学と説明、蔓工作がありました。

左が移設した牛小屋(何ともいえない雰囲気) 竹で昼食で使うコップやお碗を作ります
チェーンソーで玉切り(いす作り) 昼食は竹飯盒とうどんです
山の見学の時に蔓を取ってきて、かごを編みました

森づくりでの安全 2007年1月27日、28日

主   催:みやざき森づくりボランティア協議会
研修場所:宮崎県林業技術センター研修所
参 加 者 :横山(謙)、横山(純)、田中

 「子どもの森」が加盟している「みやざき森づくりボランティア協議会」で、研修が開催されました。テーマは、安全です。

1)森づくりボランティア安全研修

 山ノ上洋征さん(林業・木材製造業労働災害防止協会宮崎県支部事務長)が講師で、以下の内容の講習を受けました。

@林業労働災害の現状と災害事例
 林業の災害発生率は、全産業平均の災害発生率と比べて、14倍と非常に高く、また同時に、けがの治癒日数も4倍と長い。非常に災害が多いを知りました。また、林業の死亡災害は、全産業2、124件の内47件を占めていて、宮崎県においては、けがが81件と死亡が3件ありました。北海道に次ぐ、全国ワースト2位です。(いずれも、平成17年度データ)

A安全な伐倒造林作業
 作業時の服装は、安全帽(ヘルメット)、保護眼鏡(ゴーグル)、耳栓、呼子(笛)、袖口の絞まった長袖長ズボン、保護靴等。子どもの森では、森づくり活動でチェーンソーをする時に、耳栓と呼子が足りません。これからは、足りない物を用意する必要があります。
 伐倒造林では、準備作業、伐倒前の確認、作業の基本を学習しました。子どもの森の森づくり活動では、伐倒作業はありませんが、造林作業は行います。造林作業についてですが、「ためしば・ため枝は、内側からのこ目を入れてから外側から切る」「材の転動に注意し必ず斜面上部で作業する、杭止め等による材の安定」「斜面上下での作業禁止」等の今回の講習で学んだ事を守り活動をして行きたいと思います。

B安全な刈払機作業
 服装は、伐倒造林作業に同じです。刈払機作業の基本(刈払機の正しい装着、エンジンの安全な始動と停止、作業の基本動作、熱中症や蜂刺され対策)、安全な刈払機作業(キックバック、刈払位置、上下作業と接近作業の禁止、適正な刈幅と進行方向、かん木の安全な切断方法等を学習しました。子どもの森でも、刈払機を使いますので、今回の学習したことを活かし作業を実践して行きます。

圖師会長のあいさつ

熱心に講義を聴く参加者

講師の山ノ上さん
Cチェーンソー作業の実技
 チェーンソーを使ったことのない参加者が、実際にチェーンソーを使って、伐倒作業を実習しました。受け口切り、追い口切り、適当なつるを残すこと等に注意を払いチェーンソーを使っていきます。

2)行事(活動)を開催するときの安全対策

 リスクマネージメントや救命救急などの講演で、各方面で活躍している福岡医療短期大学非常勤講師の竹下裕一さん(九州電力勤務)による行事(活動)の開催者としての参加者への安全対策と救命救急についての講義を受けました。講習内容は、横山理事のメモを参照してください。

横山理事メモ