ホーム四季をまるごと体験ecoスクール>第5期生(2015年度)
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*****パン作りを通して食と環境を考える体験学習で、自然体験や農業体験から自然の大切さを学びます。 *****

2015年度の「四季をまるごと体験ecoスクール」は、子どもゆめ基金の助成事業として第5期生で実施しています。

3月 2月 11月
(閉校)パンづくり (10回)酵母作りと小麦挽き (9回)麦播き
  (スタッフ)酵母試作他 (スタッフ)麦畑準備
    (8回)豆腐作り・野外炊飯と畑草取り
10月 9月 7月
(7回)昆虫観察とドングリクッキー (6回)塩づくり (5回)河川清掃&川の生きもの調査
(スタッフ)事前昆虫観察 (スタッフ)塩作りの準備 (スタッフ)イカダ下りの準備
    (4回)イカダづくり
    (スタッフ)イカダづくりの準備
6月 5月
(3回)環境学習・ダンボールコンポスト・旗 (2回)大豆播きと麦脱穀
(スタッフ)環境学習の打合せと準備 (スタッフ)大豆播きと脱穀の準備
  (開校)ネイチャーゲームと麦刈り

(閉校)パンづくり 3月6日

スクール生:18人
スタッフ:3人
活動時間:8時30分〜17時30分

ecoスクール最終回は、パンづくりに時間がかかるためいつもより1時間早く集合しました。

《バターづくり》 8:30〜9:00
 パン生地に使用するためのバターを、牛乳とクリームを1対1(計50cc)で作りました。

《パン生地づくり(一次発酵)》 〜10:30
 5グループに分かれて、2/21の小麦粉とイチゴ酵母、9/6の塩、今日のバター、砂糖を使って生地を作り、薪ストーブの周りで一次発酵をすすめます。

《パン形成(ベンチタイム)と文集書き》 〜11:30
 14時に帰るスクール生のグループのみ早めのパン形成をしました。他のグループは、自分たちがやるパン形成のために見学をします。ベンチタイムの間に文集書きをおこないました。

《パン焼き》 12:30〜15:00
 残りグループがパン形成・ベンチタイム・二次発酵をすすめていきます。昼食の間に二次発酵が済んだ14時に帰るスクール生のグループは、パン窯でパン焼きをします。二次発酵が終わったグループから順次パン焼きしていきます。そして、焼きたてのパンは試食していきます。

《おまけ》 〜15:30
 おき火の残っている石窯でサツマイモスイーツを焼いて、森の学舎周辺のフキノトウを収穫しました。

《修了式》 17:00〜17:30
 パンの発酵が予想していた以上に早かったため、修了式を1時間早く実施しました。横山理事長からひとりひとりに修了証を手渡ししていきました。

バター作りしてます パン生地作りしてます
パン生地の一次発酵 文集書き
パン形成 ベンチタイム・二次発酵
パン焼き パン焼けました
フキノトウ収穫 修了証授与


《ecoスクール生へのメッセージ》
平成27年度「四季をまるごと体験ecoスクール」でパン作りを通して食と環境を考え、自然体験や農業体験から自然の大切さを学びました。これからも自然環境のために、家庭や学校などでエコな活動に取り組んでいくことをお願いします。

酵母作りと小麦挽き 2月21日

スクール生:15人
スタッフ:3人
活動時間:9時30分〜15時30分

《苺摘み》 9:40〜11:00
 森の学舎近くの松田農で、酵母作りのための苺を収穫させてもらいました。今日は、苺がたくさん実っているので摘んだ苺は食べてもよいことになりました。今日の苺収穫は、酵母で使用するために4kgを持ち帰り、農園では苺食べ放題でした。松田農園への行帰りの道では、ゴミ拾いをして地域の清掃活動も兼ねました。


《苺酵母作り》 〜12:00
 苺と砂糖と水を煮沸消毒したビンに詰めました。これから1週間をかけて自宅で酵母を育てます。


《小麦挽き》 13:00〜15:00
 5月に麦刈して脱穀した小麦を、4基の石臼で挽きました。挽いた小麦の量は約4kgで、できた小麦粉は約1.7kgでした。全員が初めての石臼挽きで最初は上手くできませんでした。2時間かけて小麦挽きをにしたので、最後はずいぶんと上手に小麦の石臼挽きができるようになりました。

 

酵母試作他 2月13日

スタッフ:3人

これからのパン作りのための「バター・酵母・小麦粉づくり」の準備活動です。

1)バターづくり
 A(牛乳25ccと生クリーム100cc)、B(牛乳50ccと生クリーム50cc)、C(牛乳のみ)の3パターンでバターづくりを試してみました。
 A:3分程度で固形化して水分を捨て上手にバターができました。
 B:早く固形化しましたが、水分を捨てずに振り続けたので完全に固形化せず失敗しました。
 C:いくら振っても固形化しなかったので途中で生クリームをつぎ足したが固形化せず失敗しました。
 固形化しなかったBとCは、ケーキや菓子パンで使われるクリームみたいになりました。
 完成したバター(A)には塩を混ぜて、バターになりきれなかったクリーム(BとC)には砂糖を塗して食パンにて試食、かなり美味しい手づくりバターとクリーム(失敗バター)ができました。今回使った生クリームは脂肪分48%の濃厚な物だったので、固形化が早く水分を捨てるのも早めにしないと失敗することが解りました。

2)酵母づくり
 苺100gを洗いヘタを取り、煮沸消毒したビンに、水200ccと砂糖12gを一緒に詰めこみ完成。これから1週間かけて酵母を育てます。

バター 酵母


3)小麦粉づくり
 実際に小麦を挽いて石臼をチェックして、小麦を挽く石臼を選んで清掃を行ないました。次回のecoスクールでは、石臼4個を使用して小麦を挽いて粉にします。

石臼の挽き具合をチェック 使用する石臼の洗浄

 

麦播き 11月15日

スクール生:16人
スタッフ:4人
活動時間:9時30分〜14時40分

《しめ縄作り見学》 9:40〜9:50
今月23日の勤労感謝の日に、地区の神社でお祭りがあります。その準備で神社のしめ縄作りが行われていたので、朝の会終了後に見学をさせていただきました。


《石ころ拾い》 〜10:10
まずは20分間、畑の石を全員で拾いました。


《畑耕うん》 〜12:00
石を拾った後、ダンボールコンポスト堆肥を畑に混ぜ込む班とグランドの堆肥置場からの土運び班に分かれて作業を行ないました。
ダンボールコンポスト堆肥は出来具合を確認しならが畑に播き熊手で広げ、堆肥置場から運び出した堆肥土も畑に播き、同じく熊手で広げ耕うん機で畑に混ぜ込み耕うんして行きます。
午前中は土がふかふかになるように鍬と耕うん機で耕しました。耕うん機は、スクール生全員で交代しながら使いました。

堆肥置場の土をふるってから畑に運びます。
ひたすら耕うん


《昼休み》
耕うんの済んだ畑に、スタッフで麦播きをする目印のテープを張りました。子供たちは昼食後に川あそびをしていました。


《麦播き》 13:20〜14:30
今回は、50cm間隔に26列の麦播きをしました。1列に約30gの麦を播きます。播く麦が足りなくなったら追加しました。ゆっくりと丁寧に播いてほしかったのですが、ざっくりと播くスクール生もいたので、麦芽がばらつくことでしょう。

最初にテープに沿って麦を播く筋をつけます 筋に沿って麦を播き土を被せていきます

《終わりの会》 〜14:40
次回は1月の牛舎体験です。今日は朝から快晴で暖かい一日となりました。過去のecoスクールで麦播きの日に、こんなに天気の良い日ははじめてでした。

(スタッフ)麦畑準備 11月7日

スタッフ:4人

一週間後の麦播きの準備活動です。
ecoスクールの1期から3期までの麦畑づくりでの除草置場で草から作った堆肥土がかなり状態が良くなっていたので、5期生で作る畑に散布しました。その後、刈り払機で背丈の高い草を刈り、耕うん機での除草と耕うん、消石灰を播いて再び耕うん、土が柔らくなったところで、草の根っこ取りと進めました。
ここのところの日照りで土が硬く乾いていたので耕うんを念入りにおこないました。耕うん機の燃料であるガスボンベを3個も使いました。
片付けも含めて5時過ぎの解散となりました。

前回のecoスクールでは草を取りきれませんでした。
ecoスクール1期生〜3期生の除草で作った堆肥土です。
畑面の低い道路側に堆肥土を播きました。
耕うんと除草はできました。

 

豆腐作り・野外炊飯と畑草取り 11月1日

スクール生:16人
スタッフ:4人
活動時間:9時30分〜15時50分

《豆腐作り》 9:40〜11:30
ecoスクールでは初となる豆腐作りに挑戦しました。麦刈の後で畑に植えつけた大豆から育て収穫した大豆を使った豆腐作りを予定していましたが、収穫量が347gしかなかったので、来年度のecoスクールで使用する大豆種にすることにして、豆腐作り用大豆は別途用意しました。ニガリは塩づくりで採取していたものを使いました。

(1)
大豆は前日から水に浸けて十分に水を含ませておきます。
今回は約20時間浸けこみました。

大豆(乾燥時):750g
水:3.5リットル
以上を5グループで分けて豆腐作りを体験しました。
(2)
水を吸って膨らんだ大豆を浸けこんだ水と一緒にミキサーでペースト状にします。
使用するミキサーの大きさによって3回から4回に分けてしっかりとすり潰します。

大豆をペースト状にした状態を生呉(なまご)と言います。
(3)
700ccの水を鍋で煮立て、そこへ生呉を入れます。
とても焦げやすいので火加減に注意しながら噴きこぼれないように、約10分間木のへらなどで底から常にかき混ぜます。
(4)
煮込んだら火を止めて、浮かんできた泡をすくって捨てた後、さらし布で搾りこします。
布に残った物がオカラ、搾りだした汁が豆乳です。
(5)
ニガリの原液10ccにぬるま湯25ccを入れ、豆腐用のニガリを準備します。
豆乳を75℃に再び温めなおし、準備したニガリの2/3を投入してかき混ぜます。
残りのニガリは豆乳の見ながら、ゆっくりとかき混ぜながら投入していきます。
(6)
黄色い透き通った上澄みができたらにがりを入れるのを止め、火を止めて鍋にふたをして、そのまま15分程度放置します。

温度が低いと豆腐と上澄みが分離しないので、火を止めるまでは弱火で75℃前後をキープします。
(7)
鍋の固形物(豆腐)をおたまですくって、さらし布をひいた型に流し込みます。
あまった布で豆腐を覆って重しを乗せます。
そのまま、20分位放置して水を切れば、程よい固さの豆腐が完成します。

今回はペットボトルに水を入れた物を重しにしました。

《野外炊飯と昼食》 11:30〜14:30
川向かいの地域の直売場に、自然薯他野菜を買い出しに行くチームと羽釜炊飯をするチームに分かれ野外炊飯にとりかかりました。他椎茸とサツマイモを七輪で焼くチームもありました。参加者はそれぞれ好きな昼食の準備をして行きます。1時間30分の昼食準備を経て昼食となりました。


《畑草取り》 14:30〜15:40
次回のecoスクールで、麦を播くための準備として畑の草取りをしました。
ずっと雨が降っていなかったため畑の土がかなり固くなっていて草が抜けなかったので、鍬で土を耕しながら固い土を崩しながら草取りをすすめて行きました。


豆腐作りと野外炊飯が予想より時間がかかっため、畑の草取りが1時間しかできませんでした。
予定していた畑草取りが2時間30分だったため、かなりの草が残ってしまったので、次週にスタッフのみで残った草取りを行うことにしました。

昆虫観察とドングリクッキー 10月12日

スクール生:15人
スタッフ:5人(内昆虫観察:新開孝さん(昆虫写真家))
活動時間:9時30分〜16時10分

《昆虫観察》 9:30〜12:00

今回で3回目となる昆虫観察は、晴天の中で実施することができました。昆虫写真家の新開孝さんの案内で、森の学舎グランドに住んでいる様々な昆虫を探し説明をしてもらいました。昆虫が苦手なスクール生もいましたが、トンボの催眠術等の実験も含めた楽しい観察会となりました。
昆虫も含めた生命で満ち溢れた自然を再確認できました。

観察確認でいた昆虫:ハンムブリ、ヒメジャノメ、オンブバッタ、クワエダシャク、ヤマトシリアゲ、エンマコウロギ、ツチイナゴ、コミスジチョウ、アオスジアゲハ、ヒメアカネ、キタキチョウ、ヒシバッタ、ホシササキル、ツヅレサセコウロギ、クサキリバッタ、コカマキル、ウスバキトンボ、ショウジョウバッタ、オナガササキル、ヤチスズ、ジョウロクモ、クワコ、ハネナガヒシバッタ、ミツカドコウロギ、クサヒバリ、アシナガムシヒキ、ウメウラジャノメ、ツマゴロウウヨコバイ、ミホンミツバチ、オオシロカメムシ、イチモンジチョウ幼虫、キイロスズメバチ、コイチャコガネ 他

クワエダシャク探し トンボへの催眠術
グランドの外も ビロードスズメ(幼虫)


《ドングリクッキー》 13:00〜14:00、15:00〜16:00
《大豆収穫》 14:00〜15:00

グループ数:3
材料:バター50g、砂糖50g、卵1個、塩ひとつまみ、バニラエッセンス2滴、小麦粉150g

すべての材料を丁寧にこね混ぜて、冷蔵庫で約1時間寝かせます。マテバシイのドングリをフライパンで炒って、皮を割って実を取り出してすり鉢で砕きます。
生地を寝かせている間は、前もっと収穫していた大豆を殻から取り出しました。畑から茎を抜いた時期と殻からの大豆取り出しも遅かったため傷んだ大豆が多く、次年度に使う種分しか収穫できませんでした。
大豆収穫後に、生地をクッキーの形にして砕いたドングリをまぶして、石釜で、210℃から180℃で15分〜18分焼きあげました。
ドングリが食べられることを知り自然の恩恵を考えました。

生地作りとドングリ砕き
生地を寝かせている間は大豆収穫
生地を形成して石釜で焼きあげる

 

(スタッフ)事前昆虫観察 10月11日

スタッフ:2人
昆虫観察:新開孝さん

 昨年までは、6月に組み入れていた昆虫観察ですが、今年は秋に実施します。昆虫観察をお願いしている昆虫写真家の新開孝さんと一緒に昆虫観察の下見を行ないました。下見で確認した昆虫のいくつかを紹介します。

クワエダシャク ヤマトシリアゲ
ツチイナゴ ショウジョウバッタ

塩づくり 9月6日

スクール生:20人
スタッフ:3人
活動時間:9時30分〜16時

 心配していた雨も降らず一日かけての塩づくりでした。人間を含む動物に必要となる塩は海にあります。そのためにも、汚染されていないきれな海が必要であることを、塩づくり体験から学びます。

1.準備
 スクール生全員で、塩づくり準備をします。ブロックを基礎にして簡易釜戸を置き、道具を置くための机を並べ、雨が降ることを予想して、テントを張りました。その後、塩作りの手順を確認します。
 今回は、海水を10ℓづつ使って、釜戸2口と簡易釜戸3個で塩づくりをしました。

朝は小雨が降っていました。 塩づくり手順の確認です。


2.海水煮詰め開始
 最初に釜戸の薪に火をつけ強火にします。秋雨の影響で薪が湿っていて、なかなか火がつきません。約1時間近くかかって、ようやく5個の釜戸が強火になり、海水を煮詰め始めることができました。

マッチで杉の葉に火をつけます。 さらし布で海水の不純物を取り除きます。


3.濃縮
 10ℓの海水を1ℓまで煮詰めたら、硫酸カルシウム(にがり)が析出され海水が白く濁ってきます。 ここで、硫酸カルシウムを取り除くため、コーヒーフィルタで1回目のろ過をします。フィルターに残ったものが硫酸カルシウムです。

2時間以上海水を煮詰めます。 ろ過にはひしゃくを使います。


4.塩の析出
 ろ過した海水を再び煮詰め塩を析出させます。塩の析出により海水がシャーベット状になったら、2回目のろ過をします。フィルタに残ったものが塩、フィルタを通り抜けた液体がニガリです。ここまでの薪は、子供たちが作ってくれました。

しゃもじを使って鍋の塩を丁寧に採ります。 釜戸に収まる長さに薪づくりです。


5.乾燥
 塩の析出が終わって、まだ熱い釜戸以外を片づけたら、採取した塩の乾燥です。小鍋に塩を入れて、ガスコンロの火で乾燥させます。塩が鍋に焼きつかないようにゆっくりと根気よく水分を蒸発させていきます。最後に、できあがった塩の重さを測ります。

最後の仕上げです。


 760gの塩と、710ccのニガリを採取できました。塩はパン生地に使い、ニガリは豆腐作りで使用します。

   
   

 

(スタッフ)塩作りの準備 9月2日

スタッフ:2人

 8月8日に予定していた塩とにがりを採るための海水汲みが、台風の影響で船が沖に出ることができていませんでした。次回(9月6日)が間近に迫ってきて、やっと海水汲みをすることができました。昨年と同様に船長さんに手伝ってもらい、20ℓのポリケース3個(60ℓ)の海水を汲んできました。お天気も曇りで暑くもなく、海水汲みのスタッフ2人は、ひと時のクルージングを楽しむことができました。

乗船した瀬渡し船 きれいな海水です

 

河川清掃&川の生きもの調査 7月26日

スクール生:18人
スタッフ:4人
取材:UMK

 台風の影響で雨が降ったり止んだりの天気でしたが、河川の水量も多くなかったので、何とか今回の川での活動を開催できました。

《河川清掃》 〜12:00
 6艘の竹イカダと2艘のゴムボートで河川清掃をしました。2人乗り(80kg)のイカダでしたが、1人乗りのイカダも必要かもしれません。

ライフジャケットの説明 イカダを川に下ろすのが大変
河川清掃に出発 清掃のそっちのけでイカダ遊び


《取材》 12:00〜13:00
 昼食の時間に、UMK撮影クルーによる取材がありました。今回撮った映像は、県民共済CMとして使用されます。

スクール生数名と横山理事長にインタビューがありました。


《川の生きもの調査》 〜15:30
 魚や川虫を探して、川がきれいであることを確認し、川を大事にしなくてはならないことを学びます。

箱メガネで川を覗き網で生き物を採って、カードで名前を調べます。

 

(スタッフ)イカダ下りの準備 7月25日

スタッフ:3人

 明日の竹イカダによる河川清掃に備え、実際のスタッフ制作竹イカダとゴムボートで、実際のコースを下りながらの河川確認を行ないました。他に、イカダの昇降場所の道整備と周辺の草刈りも実施し、明日に備えました。河川の水量はがやや多く水の流れも早めでしたが、明日明け方まで雨が降らなければ、水量も減り流れも穏やかになることでしょう。明日は、台風の影響が心配でされます。

何処から川へ入るか打合せ中です 川への下る道を広げました

 

イカダづくり 7月12日

スクール生:19人
スタッフ:4人
ダンボールコンポスト:宮崎ダンボールコンポスト・ネットワーク門川支部(2人)
取材:UMK

 台風の影響で、今日は雨が降ったり止んだり天気でした。一日をかけてイカダ作りをしました。途中、前回のダンボールコンポストの堆肥作りが進んでいるかのチェックも行ないました。

《イカダづくり》 9:30〜15:30

@ ノコギリで角材を90cmを2本、100cmを2本切り、木ネジでつなげ、三角の強固材をつけたフレームを組み立てました。フレームに竹をつけて行きます。
A 竹林整備で山から伐採した竹をグランドから運び、160cmの長さにきります。切った竹はフレームに並べながら、イカダに使用する本数を準備します。
B フレームに竹を紐で結び付けていきます。
C 4個のペットボトルをテープで巻き浮を作ります。作った浮を一台のイカダに10個、紐で結びつけます。
 

途中でダンボールコンポストの堆肥作りのチェックをしました。 全部で7艘の竹イカダが完成しました。
作業の途中で掃除をします。 迷い込んだトンボ採り(昼休み)

 イカダの竹は、竹林の整備で伐採した竹を利用しています。今日作った竹イカダを使っての川下り&河川清掃は2週間後です。台風の影響で延期にならないように願っています。イカダで使用した竹は、粉砕機でチップと粉にして麦畑にまきます。

(スタッフ)イカダづくりの準備 7月11日

スタッフ:3人

 イカダ用の竹が足りないため竹を伐採しました。雨が降っていたため、森の学舎から少し離れた平地の竹林で孟宗竹を切らせていただきました。お昼前でイカダ用竹の伐採を終わらせて、明日の第4回目の準備をしました。

明日は雨になりそうなので、室内で竹イカダを作れるように、シートを教室に敷きました。

環境学習・ダンボールコンポスト・旗 6月21日

スクール生:20人
スタッフ:3人
ダンボールコンポスト:宮崎ダンボールコンポスト・ネットワーク門川支部(2人)

《環境学習》 〜11:20
 環境学習は、樹木の二酸化炭素吸収量測定です。樹高測定器を使って、森の学舎にある木の高さと幹周りを測り葉の全表面積を算出して、木が二酸化炭素をどれ位吸収しているかを計算します。人の呼吸で排出される二酸化炭素と家庭で使用する電気量から排出される二酸化炭素を何本の木で吸収しているかを比べます。

樹高測定器で木の天辺を探し、巻尺で測った枝までの距離を測ります。


《ダンボールコンポスト》 12:50〜14:00
 麦畑の堆肥を家庭の生ごみをダンボールコンポストで作ります。家庭からでる食品ロス(生ごみ)を堆肥にして循環させます。ecoスクールでピートモスと籾燻炭をダンボールの中に混ぜ入れ、これから3か月以上かけて、家庭で堆肥づくりをします。

ダンボールコンポストの説明後に組立をします。


《旗》 〜15:40
 これからのecoスクールで掲げる旗を描きます。それぞれ想い々の自然環境をイメージした旗を描きあげました。

5枚の旗を描きました。

 

(スタッフ)環境学習の打合せと準備 6月6日

スタッフ:3人

 次回から新スタッフが参加します。そのため第3回で実施する環境学習の打合せ事前演習を実施しました。環境学習は、樹木の二酸化炭素吸収量の学習をするのですが、使用するワークシートの改善点が多く見つかりました。初めての樹木測定は難しいので、樹木測定のデモをすることになりました。また、樹木までの距離と幹周りを測る時に支障となる草の除去と樹高を測る木の枝選定を行ないました。

ワークシートの改善点打合せ 草刈りと枝選定

 

大豆播きと麦脱穀 5月31日

スクール生:17人
スタッフ:2人

 今回は、一部のスクール生の小学校で運動会などがあり9人の欠席がありました。しかし、スタッフのケンケンとイザワさんと17人で麦脱穀を予定より早く終了させることができました。

《大豆播き》 9:40〜10:00
 朝の会で今日の活動内容が説明があり、大豆を畑に播きました。畦の幅は約60cm、指で3cm穴をあけは30cm間隔で2個づつ大豆を播いていきます。発芽を促すために大豆を1時間程水に浸しましたが、水分の吸収が早くかなり大きくなってしまってました。水に浸さなくても土の水分を吸収するので良いみたいです。各自の手を広げて30cmを計りながら大豆を土の中に埋めていきます。約300個の大豆を播きました。大豆播きは、これまでのecoスクールでは実施していませんでした。大豆は秋に収穫して塩作りで作られるニガリを利用して豆腐を作ります。

畦に30cm間隔に2個づつ大豆播き

《麦脱穀》 〜11:30
 ケンケンより足踏む脱穀機と千歯すきでの麦穂の外し方の説明後、みんなで一斉に脱穀にかかりました。脱穀機2台と千歯すき1台しかないため作業は順番に交代でやっていきます。もちろんスクール生は、足踏み脱穀機と千歯すきは見るのも使うのも初めて、脱穀機のドラムが反回転したり、千歯すきでは穂が全部ちぎれたりと最初は苦労していました。

足踏み脱穀機 千歯すき


《風選》 12:45〜14:30
 お昼休みを1時間とった後は、手もみで籾と実を分けて、唐箕で風を使って籾と穂を分離していきました。今年は、約8kgの麦の実が収穫でき、2kg詰め袋に小分けし、虫よけのための唐辛子を紙に包み麦と一緒に袋に入れました。袋に入れた麦は、秋まで各スクール生の家で冷蔵庫で保管してもらうことになりました。麦は、秋に播く麦の種と冬に石臼で挽いてパン生地にします。

手もみで穂と実を分ける 唐箕での風選
麦の実の触り心地良さ 約8kgの麦の実

課題:播く大豆は、0.5Lで十分。脱穀機で外れなかった穂は千歯すきで仕上げるのが良いため、千歯すきがもう1台必要。

(スタッフ)大豆播きと脱穀の準備 5月30日

スタッフ:2人

 明日(第2回目)に大豆を播くため麦を刈った畑に畦を作ました。刈り払機で背高の草を刈り、耕うん機で耕うんをして、鍬で土を盛って行きます。
 昼からは脱穀の準備。1台の脱穀機には、シート支柱(脱穀した実を受けるためのシートを掛ける棒)がないため、竹でシート支柱を作りました。雨天でも脱穀ができるように、室内に脱穀作業所をセッティング。

明日は、すべての脱穀を終らせることを目標にがんばりましょう。

 

(開校)ネイチャーゲームと麦刈り  5月17日

スクール生:26人
スタッフ:3人
ネイチャーゲーム:フェニック宮崎シェアリングネイチャーの会(4人)
取材:延岡ケーブルメディアワイワイ

 第五期生による四季をまるごと体験ecoスクールがはじまりました。今回のスクール生は、7家族と子どもだけ参加10名の計26名です。

《開校》 9:30〜9:50
 横山理事長から、「皆さんは、環境について考えているから、このecoスクールに参加することにしたのでと思います。この1年間でいろいろな体験を通して、自然環境を深く考え学んでください。」とあいさつがありました。その後、年間の計画概要と今日の活動内容や注意事項等の話があり、第五期四季をまるごと体験ecoスクールがスタートしました。今日のスタッフは、「ケンケン」「ジュンジュン」、そして午後から「オガタさん」です。

理事長あいさつ ファニックス宮崎シェアリングネイチャーの会紹介


《ネイチャーゲーム》 〜11:45
 開講式が終わり、森の学舎グランドと周辺で「鳥の絵合わせ」「わらしべウォーク」「木の百面相」「自然への招待状」のアクティビティをおこないました。

《鳥の絵合わせ》鳥の絵を4分割したパーツカードを一人づつ持ち、同じ鳥のパーツを持っている仲間を探します。その際にあいさつを忘れないように。これからの一緒にecoスクール参加者のアイスブレークです。 《わらしべウォーク》わらしべ長者の昔話の様に、わらしべを持ってネイチャーフィールドに出かけます。わらしべを気に入った物と交換します。自然の物はほとんどが持ち運べませんので、心の中で持ち運びます。そして、また気に入った物と順次交換していきます。さあ、最後に手に入れた自然な物は何でしょう。
《木の百面相》わらしべウオークの旅が終了した時点から見える山を見つめます。その山で人の顔や動物の顔、他色々な物に見える部分を探し感性を高めます。 《自然への招待状》。二人でペアを組みます。それぞれ心に強く感じる自然な物を見つけます。それをメッセージ化して、ペアの相手に渡すカードに書き込み、相手に渡します。カードに書き込んだ自然な物が見える場所に招待します。


《自己紹介》 12:45〜13:10
 昼食後、家族等参加単位で名前・学校名・ecoスクールへの参加目的等を自己紹介しました。

《麦刈り》 13:10〜13:50
 昨年度のecoスクール生が種を播いた麦を今年度のecoスクール生で刈り取ります。刈り取った麦は、小麦粉にしてecoスクールの最後でパンとなります。

麦刈り鎌で刈っていきます。


《麦干し》 〜15:40
 刈り取った麦は、わらで巻き束にしてはさ掛けにかけていきます。グランドで天日で乾燥させて、二週間後に脱穀します。ecoスクール終了の時間までに、すべての藁を束にできました。

皆で麦束を作っていきます。
麦束は、はさ掛けへ。 全部で8組のはさ掛けに干しました。